フルーツバスケット水門
川崎大師に向かう時、いつも大師線の窓から気になるオブジェが見えます。
突然現れる、デコラティブでどっしりとした洋風デザイン。
水門に、果物が載っているように見えて、どことなくローマ風。
あれはいったいなんだろう?とずっと気になっていました。

先日、川崎大師を参拝した帰りに、「フルーツバスケットの門まで行ってみたい」とリクエストしました。
お散歩好きの連れと一緒で、「えー、なにそれ」と言われはしましたが、謎の物体への「えー」で、歩くことへの「えー」ではなかったので、ぶらぶら歩いて行きました。

私は前々からチェックしていましたが、この辺りにあまり来ない連れは、フルーツという認識もなく(モコッとしてるあれなに)という印象だったんでしょう。

けっこう歩くかなあと思いましたが、それほどでもありません。
門が見えてきたので、川沿いへ向かいました。


近くで見ても、やっぱり不思議です。
そもそも、果物をデザインした水門を見るのは初めて。
ヨーロピアン・レトロだわ。

辺りからは町工場の機械音が鳴り響き、水も濁っていて、全くロマンチックな光景ではないのが残念ですが。

門の説明がありました。
「川崎河口水門」という名前だと知りました。
昭和三年竣工。当時の玉川海舟事務所長、金森誠之氏の設計によるものだそう。


気になるデザインは、ぶどうと梨と桃。
当時の川崎の名産品だそうです。

近くで見ると、丸窓のあたりも装飾性に富んでいます。
側面についているのは、川崎市のマークでしょうか。
かっこいいしサマになるんですけれどね。なぜここに?という不思議感たっぷりです。

かつては、梁の部分にエジプト風の船のレリーフがあったとのこと。
今以上にエスニックだったんですね。どんな感じか見てみたかったものです。

国の登録有形文化財。ハハーッ。
多摩川と東京湾の近道運河用に作られ、運河は実現しなかったそうですが、この門は今でも砂利の陸揚げ施設として利用されているそうです。

門から見る多摩川。向こう岸は東京です。


ここは、味の素本社のある鈴木町そばで、味の素社が建設費用を寄付負担したとのこと。
えー、国か自治体の事業ではなかったんでしょうか。ほとんど味の素ゲートなんですね。

水門というと、私はいつも隅田のスーパー堤防(水門?)と京都伏見港の三栖閘門を思い出しますが、ここもインパクトではその二つに負けない、気になるウォーターゲートです。

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ケチャップと紫陽花

週末、鎌倉に行った時の話です。
人に揉まれながら大仏さまのところまで行った時、松の幹に何かささっているのが見えました。
あれなにー?
赤いチューブ式の容器。ケチャップでしょうか。
どこかから誰かが投げて、それが命中したのでしょうか?


大勢の人が行き来していますが、誰も目に留めていません。
気になって、そばまで行ってよく見てみました。
すると、どうやらそれは、栄養剤のようでした。
な〜んだ。

うちでも観葉植物に栄養剤をあげていますが、もっと細く小さく、土壌にさす形です。
幹に直接さすのもあるんですねー。
それにしても、一見すると、木にケチャップ容器が刺さったアメコミ状態。
ビックリしました。

大仏の人混みにすっかり酔ってしまい、フラフラになりながら、近くの長谷寺に行ったら、さらにすごい人が。
ちょうど紫陽花の季節で人が押し寄せ、なんと90分待ちの札がかかっていました。
それを見ただけで、クラッとめまいがしそう。

私にも、気つけ薬代わりに、あの松のように太いカンフル剤(?)を打ってほしいわ〜。
紫陽花は季節に入ったところでましたが、人また人でとてもそれどころではありませんでした。
明月院も、すごいことになっているんでしょうね〜。



家の近くもアジサイはきれいで、ほぼ無人。
そちらで十分満足しています。


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アール・ヌーヴォー・マンション
本厚木駅周辺を散策していた時に、こんなマンションの前を通りました。
なんだかとってもゴージャス。
ラリックの装飾のような、アール・ヌーヴォー風ヨーロピアンな雰囲気です。


外階段だけでなく、バルコニーも曲線で、全体的にブレの無い欧米風の建物でした。
ガウディ設計の屋敷のようにも見えてきます。
日本にも、こういう建物はあるんですね〜。
家の近くにあったら、通るたびに見上げそうです。


1Fにはオステリア ワインバー Ombelicoというリストランテが入っていました。 
内装も気になります。

ここからはぐっと和風に、この日見た狛犬ブログをアップ。

○ 阿夫利神社奥社の狛犬

○ 阿夫利神社下社の狛犬

○ 厚木神社の狛犬

こちらはその後の東京下町巡り。







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みどりの緑地
昨日書いたプラネタリウムは、「かわさき宙と緑の科学館」内にあり、それは登戸の生田緑地内にあります。
子供の頃、緑地といったら等々力緑地か、ここ生田緑地でした。
今でも広大な敷地内は、自然に満ちています。


星空を見た後は、建物内の「生田緑地ギャラリー」で。台地や地層について学びました。
触る機会のないタヌキの剥製があり、おさわりOKだったので、撫でてきました。
賢そうな顔をしています。
こんなに増えなければよかったのにねえ。


ほかにもたくさんの剥製がありました。
タヌキとアライグマはかなり似ていますが、尻尾の長さが違うんだとわかりました。
ウシガエルの大きさにはびっくり!巨大です。
これは掲載したら、卒倒する人もいるかしら〜と思いましたが、きれいな感じで展示されていたので、まあ大丈夫かな、と言うことで…
きもち、小さめの画像にしておきました。
でも普通のカエルと比べて、その大きさの違いが一目瞭然。
できれば一人きりの時、畦道で出会いたくないものです。


それから緑地内を散策しました。
日本民家園があったのが印象的です。
マンションやビルに囲まれた川崎っ子だったので、古い住居が珍しかったのを覚えています。


今は、もっとグレードアップして(?)、飛騨の合掌造りもありました。
雰囲気あるわあ。
辺りは丘陵になっており、桝形山展望台に上って眺望を堪能しました。
3月末のことだったので、シートを敷いてお花見をしている人たちも大勢いました。


ここで、自然散策路を歩いていた時のこと。
柵ごとに、椿の花が置かれていました。



うわあ、すてきです。
椿は、ポトッと花が落ちてしまうため、それを載せていったのでしょうけれど、ひとつひとつ置くためには、たくさん花を拾ったんでしょうね。
花の妖精の魔法のようで、とってもファンシーな気持ちになりました。

桜は、風に吹かれてちらちらと花びらが舞い落ちています。
「地面に落ちる前につかまえると、幸せになれるんだって」と言うことで、一生懸命つかまえてみました。
意外と難しいんですね。からぶりが続きましたが、最後に無事ゲット!
わーい、しあわせー(笑)。


緑地の反対は、砂漠。
緑地がある国に生まれて、よかったわ。
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星とドラえもん
先日、サキと「かわさき宙と緑の科学館」に行ってきました。
小学生の頃、ここのプラネタリウムに時々来ていたものです。
今ではMEGASTAR-III Fusionという、「世界最高の星空」を見せるといわれる最新機種のプラネタリウム投影機が設置されており、前々からずっと気になっていましたが、なかなかチャンスがありませんでした。

サキも「プラネタリウムって今まで行ったことあるかなあ?」と、至ってクール。
子供の頃、渋谷の五島プラネタリウムか、桜木町の青少年科学館か、ここ登戸の生田緑地内プラネタリウムに毎週のように通っていた私。
えっ、ほかの人ってそうじゃないの?
と逆に不思議ですが、「そんなに星が好きなんだ。へえ、宙(そら)ガールだね」と言われました。
みんな、そうじゃないんだ〜。

行きは、登戸を経由し、向ケ丘遊園駅で降ります。
駅前に、ドラえもんの銅像がありました。


「まだ時間があるね」と駅前でお茶していたら、のんびりしすぎて時間がなくなってしまい、予定の12時の回に間に合いませんでした。
次の13時半の回にしますが、その間時間が空いたので、徒歩圏内の「川崎市 藤子・F・不二雄ミュージアム」まで行ってみました。
きっと見るからにワクワクするような楽しい外観なんだろうと期待して、遠目にこの建物だろう向かっていったら、普通のマンションでした。


普通の四角い建物だったので(あれ?)と拍子抜け。ベンチは鉛筆形ですが、入口はどこでもドアではありませんでした。てっきりそうだと思っていたのに…。


ここは完全予約制なので、当日券はありません。
私たちがさりげなく建物前を歩いている時に、チケットを握りしめた親子が数組、中へと入って行きました。
ちょっとうらやましいわ。
建物の中は、期待通りの夢いっぱいの造りになっているそうです。

道を戻って、今度は遅れずに、13時半の回に入りました。
チケットは自由席なので、席取りの長い列ができているのをみて、サキはびっくり。
バードウォッチング用のずっしりと重い双眼鏡を渡されて、私もびっくり。


ドームの中に入ると、一気にテンションが上がります。
真ん中にあるのが、メガスターIIIフュージョン。
「かっこいい!」と声がうわずる私の横で「コンタックみたいだね」とサキ。
夢がないわ!
まあ、かっこいいというよりは、かわいい系ですね。



テーマは「春からはじまる星ごよみ」。
春休み中で小学生も多かったので、割とイントロ的なやさしい内容でしたが、サキはなにもかもが珍しかったようでした。
私にとっては、双眼鏡で投影星空を見たのが初めてでした。

終了後、興奮冷めやらずに、白衣の解説員とお喋りしました。
去年はいろいろと天体ショーがたて続いた年でしたが、今年もまた流星群がやってくるそうです。
10月の話でしたが、ぽーっとしていて、詳細を忘れてしまいました。


入口を入ったところには、過去30年間使われ、引退した前任マシンが置かれていました。
子供の頃の私に、数え切れないほど星空を映し出して、夢を見させてくれたもの。



久しぶりの再会に、じーんと感動していたら、サキが「あ、これ動かせるよー」とボタン操作していました。
ひたらせてー!
帰り、登戸に出ると、そこにはドラえもんとドラミちゃんの像がありました。



プラネタリウム初体験のサキは、その後ハワイに出かけ「あそこで星空の知識がついたおかげで、マウナケアの国立天文台で楽しめたよ!」と連絡をくれました。
わあ、いいなあ〜。いいもん、私はまたメガスターに遭いに行くんだい。
予約をとって、ドラえもんにもいつかはね。
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恐山で霊場アイス
観賞型よりは体験型、つまり「見る阿呆」よりは「踊る阿呆」な私。
どんな踊りも、機会があったら教わりたいと思っており、先月はよさこい踊りの一日体験に参加しました。
その前の月には、バレエの授業(こちらは踊りではなく音楽)に出て、どちらの会場でも一緒だったケイさんとお喋りしました。

夏に四国へ行き、よさこい祭りと阿波踊りにジョインするという彼のビッグプランに驚きます。
「お盆期間だし、宿を取るのがたいへんじゃない?」
「そう、高いから、野宿する予定。夏だしね」
オー、タフネス!

「一番踊ってみたいのは、ねぶたのハネトなの。子供のころからの夢で」と話したら、
「四国の前に、青森に行く予定だよー」と言われて、更に驚きました。
「えっ、ねぶた祭りに?」
「いや、恐山に。」

この人は心身みなぎっているのねーと思います。
恐山には、小学生の頃に行ったことがあります。
霊感は全くありませんが、場所の持つ独特の雰囲気に圧倒されました。
三途の川岸とはこういう場所なんだと思いました。
霊場は聖地であり、つまりお気楽お気軽に立ち寄れない場所だというイメージができています。
祖母は生前、口寄せを聞きに行っていたそうですが、今の私は、場所のパワーに太刀打ちできず、かの地に向かうタフさはありません。


それでも、気になっていたものがありました。
その名も、霊場アイス。合掌・・・。
「現地に行ったら、霊場アイスをチェックしてきてね」と言ったら、「それは知らなかった。気になる!」とケイさんも興味シンシン。

そして昨日「恐山で霊場アイス食べてきたよー」とメールが届きました。
なんかすごい一文ですね(笑)。


ちゃんと本人が食べている写真も添付してくれました。
ケイくん、ありがとう!
私にも霊場のすずし〜い風が吹いてきました。ひや〜り、ブルルッ。


「昔っぽいアイスに塩味が混ざってた」という感想でした。
青森のアイスは、秋田のババヘラに似ている、氷やシャーベットが混ざっているやさしく食べやすい味です。
大好きですが、東京では味わえないので、夏になると食べたくなりますー。
塩味っていうのが恐山テイストなんでしょうね。

今の時期は、恐山の夏の大祭期間中。
彼はその時に合わせて行ったんでしょう。イタコの口寄せをやってもらったのかしら?

いろいろ聞きたいことはありますが、今はもう白神山地に向かっているとのこと。
白神山地は足を踏み入れたことのない、憧れの地です。
ワイルドな旅ができるって、いいですね。こういう時、男の人がうらやましいです。
私もこの夏は、ワイルドな旅人を目指したいぜぇ〜。
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もやもや三連発
最近、町で気になったもの3つをご紹介します。

1. フェルメール展のポスター

目下、東京都美術館で開催中の「マウリッツハイス美術館展 オランダ・フランドル絵画の至宝」。
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」が展示されています。
すでに観賞済みの作品で、わが母も、国立西洋美術館で展示中のフェルメール「真珠の首飾りをした少女」と一緒に観賞してきたそうです。

フェルメールは日本人の感性にしっくり合いますね。私も好きな画家です。
どの作品にも、静謐な空気が漂っているようで、見ていると心が落ち着きます。


しかし、最寄駅のホームに掲げられた、この巨大なポスターには唖然としました。
イーメールとケータイメール・・・ううむ。
どの辺の年齢層に訴えている広告なんでしょうか。
私が抱く絵のイメージと合わなくって、どうにももやもやします〜。

2. 信号機

先日訪れた鹿島の町なかで見かけたこの信号機。


なんだか多すぎやしませんか?
重ねてつける意味があるんでしょうか?
しかも上に一つ余分についています。
右折車用?普通は下についているものではないでしょうか?
どこか何かが違うのは、踏切信号だから??

スカッと気持ちよく晴れ渡った空の下で、もやもやしました〜。

3. 風船カップル

象の鼻埠頭近くを散歩していた時のことです。
高架を歩いていたら、下からなにやら白いものがふわふわ漂ってくるのが見えたので、(?)とのぞいてみました。
さまざまな年齢層のカップルが行きかう中に、男性二人連れがいました。
それだけなら、気にすることはないのですが、そのうちの一人が、風船を持っていたんです。
白くてまあるい、大きなバルーン。

かなり人目を引いており、すれ違う人たちも目を留めていました。


うーん、なんということもない光景なんですが、(彼らは一体・・・?)となんとな〜く気になって、もやもやしました。

どうでしょう、このもやもや三連発!
外に出ると、いろんなフシギ発見があるものですねー。
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あの3.11、そしてこれから
昨日で東日本大震災からちょうど1年。
今を生きる私たちにとって、3.11は忘れられない日となりました。

仕事がら、あの日から一日たりとて、震災のことが頭から離れたことはありません。
震災直後から、職場では頻繁に被災地視察が行われていますが、いくら希望を出しても、「女性はまだちょっと…」と配慮され、留守番となっていました。

行った人たちの撮影した写真を見せてもらい、話を聞く限りでは、少しずつ復興は進んでいるものの、まだ行き場のないがれきの山だらけで、気持ちがすさむとのこと。
町が根こそぎ津波にさらわれて、だだっ広いさら地になってしまった、空虚な写真もあります。

被災した方々はもちろんのこと、直接の被災地ではない人々にとっても、あの3.11のことは、忘れたくても忘れられない記憶となっていることでしょう。
私も、あの日のことを忘れることはできないと思います。
体験したことのない激しく長い揺れは、もちろん死を覚悟するほどに恐ろしかったのですが、その後TVに移った津波の猛威、そして暗闇の中で石油コンビナートや町中が炎をあげて燃え続けている光景は、とうていこの世のものとは思えませんでした。

職場泊にあたって、オフィスを男性部屋と女性部屋に分け、ミーミさんと私は、同じ建物内にいた10名ほどの女子学生たちを部屋にお招きしました。
学生たちは、場所を得て安心したのか、横になるとすぐに寝てしまいましたが、私たちは、なかなか寝付けませんでした。
真っ暗な夜、ありえない事態。強い余震も続き、恐ろしさと不安が募る一方です。
ただひたすら(朝が来れば、なんとかなる)と励まし合いながら、夜明けを待っていました。

実際に命が危険にさらされたわけではありませんが、明日がどうなるか分からない暗闇の一夜を共に過ごし、心細さを支えあったミーミさんは、私にとっていつまでも忘れられない存在になるでしょう。
彼女の職場が代わってから会うことが無くなりましたが、(3.11はどうしても一緒に過ごしたい)と思って、再会しました。

久しぶりにミーミさんの顔を見て、ほっとして、泣きそうになりました。
震災でうねり、引き裂かれそうだった私の心を鎮めてくれるのは、その時の共通経験を共に語れる相手なんだなあと思います。

1年前に突然失われた多くの尊い命たち。悲しみは限りがありません。
去年のあの日から、更新が止まったブログもたくさんあります。
最後まで、避難勧告を町内放送で流し続けた女性のブログも読みました。

私のこのブログは、最後はどうやって終わるんだろう、と考えます。
何のさよならもなく突然止まってしまったままのブログは、悲しさがつのるばかり。
できることなら、読んでくれた方々にお礼を言って、自分で閉じたいものです。

これまで仕事の被災地視察に混ぜてもらえず、個人で行く踏ん切りもなかなかつかずにいましたが、とうとう今週末の視察メンバーに混ぜてもらえることになりました。
岩手・宮城の海岸線を周り、現状を調査してきます。
スケジュールをぬって、会いたくてたまらなかった現地の友人たちとも再会できそうです。
かつて住んでいた、仙台港近くの家(A)にも、行ってみるつもり。


とうとう行けるんだわ!と嬉しくはありますが、おそらくはかなり心身にハードなフィールドワークになることでしょう。
「あまりのひどさに現実感が出ない」そうなので、しっかりと下調べをし、気力体力を十分に高めて、周りの足手まといにならないように、のぞもうと思います。

出発まで、十分な準備をしようと思うので、もしかしたら日記の続きは、視察後になるかもしれません。
自分のこの目、この足で、現在の様子を確かめてこようと思います。
深呼吸をして。
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青森地方談義〜津軽と南部
職場スタッフのラマさんと、青森談義をしました。
彼が青森出身と聞いて、青森に親戚が多い私はさっそく話題を振ってみました。
そうしたら、「いや、青森といっても八戸なんです」とのこと。
「あっ、そう、ですか・・・」と、話が先細ってしまいました。

青森に電車で向かう時、必ず八戸を通過しますが、下りたことはない気がします。
弘前になら何度も行ったことがあるんですが。
(東北新幹線が伸びてよかったね、と言おうかな、でもう青森まで延びちゃったし・・・)などと考えて、しばし沈黙が降りました。

するとラマさん、「いいんですよ、よく間違えられるんです」と自虐的な目をし始めました。
「東京にいる青森出身者ってことで、友達に引き合わされても、お互い言葉が通じないから、結局標準語で会話したりするんです」
津軽弁と南部弁は、かなり違うとは聞いていますが、それほどまでにー?
つい笑ってしまいました。

(画像は「津軽衆」サイトより)

他県の人にとっては、青森県民はみんな一緒だと思っているのでしょうけれど、昔から津軽と南部は仲が悪いと聞いています。
私は津軽側の話しか知りませんが、親戚はみんな「南部の人は結構けんか腰だから、刺激しないようにしているの」と、ことなかれ主義でやり通している様子。
南部側の人とほとんど交流が無かった私は、勇気を出して話題を広げてみました。

「青森出身っていうと、青森の人って思われるんですね」
「そう、みんな必ず(実家はりんご園か?)って聞いてくるんです」
「アハハ!ちなみに私の祖母の実家はりんご園ですよ」
「そ、そうですか・・・」

東北新幹線を引く時には、八戸ルートにするか弘前ルートにするかでもめて、盛岡から先の線路を伸ばすまでに30数年かかったとか。
水面、いや雪面下では、すごい政治的影の攻防があったんですね〜。

彼の母校の、八戸一レベルが高い八戸一高は、岩手一の盛岡一高と兄弟校なんだそうです。
なぜかというと、どっちも元南部藩だから。
歴史がまだ色濃く残ってるー!

青森市で一番レベルが高いのは、青森高校。
「青森高校とは交流しないんですか?」と聞いてみたら、「イヤイヤ・・・」と苦笑いして首を振ってました。
友達になる気さらさらナシ〜!
南部意識の高さに驚きます。

私のイトコが通っていた青森高校をそでにするなんて〜、と、ムクムクと対抗心が湧きあがってきました。
「津軽の人は、南部の人ほど相手を意識してないと思いますよ。南部の話がでるのは、せんべいと鉄瓶くらいですもん」と言ってみたら、「そうなんですよね」と少し落ち込んでいました。
いじめすぎちゃってごめんなさい。
「めやぐでし〜」と謝っても、彼にはきっと通じないのね。。。
「青森の龍馬になって、津軽と南部を仲良くさせてあげてー」と肩ポン☆しましたが、その可能性は薄そうです。
南部せんべいのみみが好き)

それから豪雪の話になりましたが、八戸は、風が強いため、雪はそれほど積もらず、雪害はないのだそうです。
それはいいですね。
母に聞いたら「太平洋側は冬は強風で、雪は日本海側に向けて飛ばされるので、八戸は雪が少ないの。その飛ばされた雪が飛んで来る青森や弘前は雪が多く積もるのよ。だから真ん中へんにある酸ヶ湯辺りは、積雪が多いの。」と説明してくれました。
うーむ、地形上のこととはいえ、雪の恨みが、さらなる互いの溝となっているのかもしれませんね。

Wikiに「津軽と南部」という項目があって、ビックリ!
項目立てされるほど、根が深かったとは…。

県内でカラーが違うライバル地方と聞いてほかに思い出すのは、愛知です。
日本の歴史にも地理にも疎かった頃、安城出身の人に「愛知なら尾張の国ですか」と言ったために、膝を正して「違うわよ。安城は三河地方なの」と、ひとしきりレクチャーを受けたことがありました。
今となっては、自分の不注意な発言がどれほどデリケートな薄氷を踏んでしまったのか、よ〜くわかります。
尾張は信長そして秀吉の天下、三河武士は家康の心意気を、今でも誇りにする人々の町。
桶狭間の戦い(1560年)では、尾張の織田信長vs駿河の今川義元・三河の松平元康(のちの家康)で闘っています。
一緒にされたらそりゃあ怒るでしょう。ひえ〜。
歴史を学ぶことって、現在の人との会話を凍らせないためにも大切なんだなあと、しみじみ思いました。
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着ぐるみSUICAペンギン
2月になりましたが、素知らぬふりをして去年のクリスマスイブの話をしようと思います。
この日の夜は、相模湖のイルミナリオンを見に行きました。
相模湖って、場所がよくわからないながらも、丹沢の方かなと思っていたのに、新宿から延々西に向かって行ったので、(あれれ?)と思いました。
高尾についた時には(人里離れた天狗の山まで来てしまった!)と焦りましたが、北風の吹きすさぶホームには、カップルやグループが大勢おり、じっと電車を待っていました。
誰もがイルミナリオン目当てだったようで、みんなひと駅隣の相模湖駅で降りたため、小さな改札は押すな押すなのごったがえし。
その勢いに出遅れた私と連れは、一番最後尾あたりになってようやく改札を抜けました。


だって相模湖駅って、こんなに遠いんですよ(路線図左)
横浜から山手線圏内が普段の行動範囲の私にとって、かなりの遠出です。

みんなまっしぐらにシャトルバス乗り場へと向かっていきましたが、なにか物体の気配を感じた私たちは、ふと横を見てみました。
そこにいたのはSUICAペンギン〜!


うわあ、着ぐるみ見たのは、初めてー。キャッキャッと大はしゃぎします。
群衆にスルーされて寂しそうだったペンギンも、嬉しそう。
人がいないことをいいことに、たくさん写真を撮りまくりましたー。


とっても寒い日だったので、気兼ねなくペンギンに抱きつきます。
モフモフして暖かかったです。
ああ、こんな日だけは、着ぐるみの中に入りたい!

くちばしが黒いんですね。おなかのふくらみがキュートでした☆


ひとしきりペンギンとたわむれて、満足した私たち。
「さてと…」と前を向くと、そこにはすでに、シャトルバス待ちの長蛇の列ができていました。
ああ、どこまでも出遅れているわ…。
結局大渋滞でバスもまったく来なかったため、40分かけてイルミナリオンまで歩いていきましたとさ。
今度はどこに行けば会えるのかしら、あのペンギンに。
寒い夜には、ペンギンになって過ごしたいわ〜。
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