カニ・カニ・カニの新年会
まだ震えるほどに寒い1月の話。
日が落ちてから、ワインを持って三軒茶屋へ向かいました。
友人夫妻(の旦那さんの方)のご親友が、関西を拠点に活躍している映画監督で、年ごとに東京と神戸でかわるがわる新年会を開いているとのこと。
今年は東京開催の年で、私も呼んでもらったのです。
 

用意されたカニはなんと58kg!えーっ!?
そんなにたくさんのカニ、想像できません!
監督は、自分の年齢と同じだけ、注文しているそうです。
つまり毎年1キロずつ増えていくってことね…。
豪快すぎー!節分豆じゃないんだから!
 

冷凍のカニが詰まった箱がわんさか積まれ、家の外では男性陣が交代で、さばいたり解凍したり。
「手伝います」と言いましたが「力がいるし外は寒いから、女性は中にいて」と言ってもらい、参加者が連れてきた子供たちと遊んでいました。
三々五々、どんどん人がやってきます。
さすがは映画監督、顔が広いです。
ほとんどが業界人っぽい雰囲気ですが、今回はカニの集いなので、仕事の話はしません。
 

めいめいに、新しいカニ用はさみが配られました。何十本もまとめ買いしたようです。
こんなにたくさん用意してもらって助かりますが、使わない時はどこにしまっておくんでしょう?!
広い家だから問題にならないのかな。
 

野球場にいそうな、ビールサーブのお姉さんが登場しました。
注ぐ機械は子供に、ビールは大人に大人気。
これ、自前だそうです。家に持っている人、いるのねー!
 

こんな感じの冷凍カニがとっさり。種類はいろいろ。
まずは生で、カニの刺身をいただきます。
あまり刺身を食べる機会ってありませんよね。
ぷるっぷるで新鮮!美味しい!

しばらく刺身を食べ続けます。
味に飽きてくると、今度は焼いてみました。
 

鍋に火を起こして、カニすき、カニ鍋にもします。
カニ三昧!

どんな食べ方をしてもおいしくて、カニカニ天国。
神様、こんなにいただいちゃって、いいんでしょうか。

ひたすらカニの殻を剥いていたら、がんばりすぎて、両手の指の皮がむけました。
このあとしばらく治らず、ひりひりと水がしみました。
 

もうどんな食べ方をしても入らないほどおなかがいっぱい。
友人(夫)は、久しぶりに会った監督と話が尽きず、その晩そこで夜通し語ることに。
私は友人(妻)と一緒に、駅まで帰りました。

この夜、ふだん1年で食べるくらいのカニは食べつくしたでしょう。
身体にも服にもとってもカニのにおいがつきました。
帰宅したらお風呂に入って、服を洗濯すればいいですが、家に帰る前に猫に出逢ったら、後をついてきちゃうんじゃないかと気にしながら。

この日集まったメンバーは、途中で増えたり減ったりしたため、いったい何十人いたのかカウント不可能でしたが、58キロ分はさすがに食べつくせず、この日都合が悪かった人向けに第2弾を開催することとなったようです。
その時もパーッとやって下さいな〜。あ、私はしばらくの間はもうカニは見なくても充分です(笑)。
とことん堪能させていただきました。
いやー、やることが豪快な人って、見ているだけでスカッとしますね。
私も「大胆かつ繊細に」生きていきたいと思いました。
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甘く危険なワイン
おととい、Junkoさんと会いました。
ピアノを教えている彼女の教室で、12月に行われるクリスマス発表会の打ち合わせをします。
毎年、賛美歌と朗読で参加していますが、今年は別の出番もありそう。
練習が必要ですが、今から楽しみです。
そのあと、Junkoさん宅に行きました。
彼女の家は、フランスのものであふれていて、とてもすてき。
今は遠くなっているため、「いつも心はフランスに」の彼女に見習って、もう少しエスプリ多めに暮らしていこうと思います。
 
美味しそうなオードブルを用意してくれています。
外出途中で買った、メゾン・ド・カイザーのパンとキッシュも。
そして「お酒、強くないんだよね。これ、甘いから味は大丈夫じゃないかしら」と、彼女が取り出したのは、ハンガリーワイン。

 
ハンガリーのワインを飲むのは、初めてです。トカイワインというそうですね。
珍しい国のワインを飲む時にはドキドキします。以前、第3のワインがはやった時にはチリワイン、そしてロシア料理店ロゴスキーでグルジアワインを飲んだ時のことも、新鮮に覚えています。
 
乾杯して飲んでみると、確かに甘くて美味しい。
アルコールの強さは感じません。
楽しく会話をしながら、食事をいただきました。
1度か2度、ワインを注いでもらったと思います。
途中からけっこう酔っていることに気がつきました。
どんどん息が荒くなってきて、話を続けていられなくなり、ひたすら息を吸って吐いて、酔いを醒ますようにします。

アルコールに弱い私は、つぶれやすいです。
明るく酔っ払えればいいんですが、ものをしゃべるどころではなくなって、呼吸が浅くなります。
酔って汚したり、記憶をなくすことはありませんが、波のように押し寄せてくる気持ち悪さを、ひたすら耐えなくてはなりません。
これが本当に苦しいのです。
心臓が不整脈のようにバクバクいい、頭がガンガンし、目の奥がチカチカし、ハーハー言うばかりで、周りに心配してもらっても、返事をする余裕が全くないのです。
今回も、Junkoさんにお水をたくさんいただき、しばらく無言で、朦朧とした頭で収まるのを待ちました。
最近こういった酔い方はしていなかったので、久しぶりでした。
 
いろいろなお酒がありますが、フランスを学んだ身としては、(ほかのお酒が飲めなくても、ワインはたしなみたい)と思ってきました。
フランスつながりのJunkoさんはワインの楽しみ方を知っていて、私も人並みには飲めるようになれればいいなあとずっと思っていたのです。

ただ、何度鍛えようとしても、ひどい酔いに悩まされるため、(体質的に向いてないなら、仕方ないな)とあきらめるようになりつつあります。
憧れのフレンチ飲みをする彼女も、今回私のつぶれっぷりを見て「無理に飲もうとすることないよ」と言ってくれました。
飲める人にそうフォローしてもらえると、ほっとします。
たいていのお酒好きの人は、飲めない感覚がわからないので、下戸だと言っても「そう言ったって飲めるでしょう」と勧めてくれるので、断りづらいところがあります。理解がある人って嬉しいわー。

このハンガリーワインは、本当に美味しかったんです。
飲みやすくってクイクイいっちゃったせいで、その力に絡めとられてしまいました。
気分はまさに、超高速のチャールダッシュ(酒場風)。
これからのシーズン、お酒の席が増えるので「酒は飲んでも飲まれるな」を肝に銘じていこうと思います。
「虎になれ!」を飲み会のかけ声にしている友人の勇姿を、人間の姿であたたかく見守っています!
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豚と鯨とザリガニと
先日、イスラム教徒の食についてのレクチャーを受けてきました。
イスラム教徒は豚がだめ、ヒンズー教徒は牛がだめ。
宗教のしばりが少ない日本は、食に自由な国。
何でも食べられてよかったなーと思いますが、食べないものがある人々を理解することは大切です。
 
ムスリムと言えば、以前職場に招聘研究員として来ていたブルネイの人が、ジャイアンとのび太を混ぜたような、つまり冴えない見た目でしたが(!)、知的で優しくて穏やかな、絵に描いたようなジェントルマンで、私と同僚ポンちゃんに大人気でした。
ポンちゃんは、彼のことがあまりに好きすぎて、「お嫁にもらってって、私言っちゃおうかな」と言い出します。
「あれ、彼がいるんじゃなかったっけ?」とつっこみながら、「じゃあその次に、私ももらってって言おうかな」と私。
ポンちゃんをOKしたら、そこで終わりなのにって?
いいえ、イスラム教徒は第4夫人まで娶れるんです。
 
冗談だと思っていたら、ある日本当に逆プロポーズしたポンちゃん。
(ほんとに言っちゃったー!はずみ?本気?次は私?)と固唾をのんで見守っていたら、彼は、少し困った顔で微笑んで、「とても嬉しいけれど、自分の給料では今の奥さんしか幸せにしてあげられないから、ごめんね」と言いました。
 
「断り方もやさしくて素敵ー!」「幸せにしてもらえなくてもいいって、言いたくなっちゃうねー」
と、二人でキャーキャー盛り上がります。
そんな返事を聞いた以上、もちろん私の告白はナシ。
ポンちゃんだって、どこまで本気だったのかわかりませんしね。OKをもらって輿入れしたら、豚肉とは金輪際さようならですから。
宗教が違う人との結婚は大変です。やっぱり禁じられることなく、いろいろなものを食べられる身でありたいなあと思います。
 
さて、レクチャー終了後には、一緒に聴講していたレジェンドとそのフレンドに、赤坂 如月に連れて行っていただきました。
「ここの鯨はおいしいよ」
前に私が渋谷のくじら屋にいた夜、二人はこのお店にいたそうです。
 
お寿司屋さんですが、鯨のメニューがとても豊富。
いろいろな部位の料理が運ばれてきて、まさに鯨づくしの夜となりました。
 
刺身の盛り合わせが運ばれてきました。
どれも柔らかくて、おいし〜い!
尾の身の最上部位の刺身もいただきました。
 
真っ白な部分は、おばけと呼ばれる尾の部分。酢味噌でいただきます。
運ばれてきたお寿司のつやつやさには感激しました。
 
渋谷の鯨とはまた違った洗練さを感じる、赤坂の鯨。
こうした珍味を食べられるのも、日本ならでは。
鯨も、いつまで食べられるかわからないので、真剣に味わいます。
 
この日、知人が近くのスウェーデン料理店でザリガニパーティをしていたそう。
お互い食べた珍味の報告ができる、日本ってやっぱり食の豊かな国ですね。
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浅草焼は浅草にない
「浅草焼」っていったら、何を連想しますか?
江戸の下町なので、「もんじゃ焼き」に似ていそうですね。

ところがこれ、青森で大判焼きのことを言うのです。
青森の親戚からのクール宅急便の中に、冷凍したものが入っていました。
包み紙には「浅草焼」と書かれています。

「浅草焼ってなに?」そばにいた母に聞きました。
「なにって、いつも食べてるじゃない。御座候と一緒よ」
「えっ、なんで浅草なの?青森なのに!」
「さあ、なぜかしらねえ〜?」

母と私の温度差よ。
子供の時からこの名前になじんでいただろう母は、特に不思議に思わないようですが、私にとっては違和感ばっちり。
青森で浅草、なぜなんだ〜!

店長が浅草さんというのかな?と考えます。
でも、そんな名字の人には会ったことがありません。
天草四郎がちょっと似ていますが、あの人だって本名は益田さん。
苗字は地名です。

じゃあ店長が若かりし頃、浅草のお焼き屋で働いていたから?
店名が「浅草屋」ならわかりますが、これはお焼きの固有名称です。
うーん、わからない。これはもうお店に聞くしかなさそうです。

ちらしには店舗名がずらりと並んでおり、なかなかのチェーン店のよう。
県内の青森・弘前・津軽地方に渡って、広範囲で展開しています。
つまりそれだけ「浅草焼」として食べている人々が多いわけですね。

浅草には存在しない、浅草焼。
なんというパラドックスでしょう。
でもナポリタンとか、イタリアン(新潟)とか、フランスパンとか、本場にはないものはほかにもいろいろあるから、まあいいのかな。

ところで母との会話に出てきた「御座候」。
横浜そごうに出店しており、買い物帰りによく買っています。
これがお焼きの名前だと思っていたら実は店名。
姫路発で、売っているお焼きは「回転焼」というそうです。
今まで結構利用しているのに、気が付かなかったわ〜。
まあ、実際には「御座候」と「回転焼」はかなりごっちゃになっているようですが。

日本人のおそらく誰もが知っている、この焼き菓子の正式名称は、いったいなんだろう?
子供の頃は「大判焼」と言っていました。
それから「今川焼」と言ったりもしました。
いつのまにか、よく食べる「御座候」で家族間では通じるようになり、そこに青森からの刺客「浅草焼」が加わったわけです。

母「刺客だなんて、今までだって食べてたじゃない。名前を気にせず」
ぐぐ。だって出されたら、普通のお焼きと思いますよね。
浅草焼きは、青のりのような緑のものが混ざっていて、他のよりも栄養のバランスがいい気がします。

この名前のジャパンスタンダードがなにか調べてみましたが、ありませんでした!
各地でさまざまな呼び名ばあります。「太鼓焼」「太閤焼」「黄金焼」「二重焼」「三笠焼」など。
聞いたことないわ〜。誰か決めて〜!

最近では面倒になって「お焼き」と言っていますが、正確にはお焼きとは、長野地方の山菜が入ったもの。ベツモノですね。
あ〜、ややこしや。

あと、調べているうちに、関西方面に「人工衛星饅頭」なる類似品があると知りました。
浅草焼きもビックリの突き抜けたネーミング。なぜなぜどうしてそんな名前なんでしょう。
人工衛星というよりもUFOっぽい円盤形ですが、いつか食べてみようっと!

ちなみに、白粒あんが一番好きです!
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コンパルナイト2
昨日のコンパルナイト、その2です。
集まった中にひとりアメリカ人がいたため、会話は英語になりましたが、お酒が入っていくにつれ、ほぼネイティブのミンさん以外は、どんどんみんなあやしい喋りになっていきました。

私はFerdieと会うのは初めて。シカゴ出身と聞いて「ピザ!」と反応しました。
「シカゴスタイルのピザって、なぜ日本にないんだろう?食べたーい!」
これは彼ではなく、私の叫びです。

シカゴのピザって、シカゴピザではありませんよ。現地で食べた、キッシュのように分厚いスタッフドピザが懐かしくてなりません。
どこかでおいしいスタッフドピザを出しているお店があったら、ぜひ教えて下さい〜。おなかをすかせて食べに行きますから〜。

シカゴのピザにいくら思いを馳せても、この時いたのは蒲田の中華店。
「ピザー!」といいながら、ギョーザを味わいました。

ほかにシカゴと言ったら、マフィアですよね。
「シカゴでマフィアに遭った?」と聞くと、「僕がマフィアさ」と返され、逆に「日本でヤクザに遭った?」と聞かれました。
気づかずに会っていそうですが、ここは質問返しの美学を守って「私がヤクザよ」と答えます。
すると、トシさんから「姐さんだ、姐さん」と茶々が入りました。
「丁!」「半!」「よござんすか、よござんすね?」
これは英語にはできないわ〜。

フィリピンルーツのFerdie。
「ムジェイランってわかる?」と聞かれましたが、わかりません。
フィリピンの有名人は、アキノさんくらいしか知りませんが、「船でやってきて上陸した」と言われました。
「ああ、マゼラン!!エクスプローラーの、ディスカバリー!」
もはや完全にカタカナ英語。

「彼がフィリピンを発見して、そこで亡くなったんだよ」
「そうかあ、彼のお墓に行ったことある?」
我ながら、ひょんな時に墓マイラーの血が騒ぐものです。

「いやあ、ないよ。お墓あるのかなあ。現地の人に殺されちゃったし」
そういえばそうでした。ああ、ブラックヒストリー。

そうこう話しているうちに、食事がどんどん運ばれてきます。
中華をあまり知らない彼に、みんなで食べ方を説明します。
「これは、レタスでフォールドしてロールね」


酔っ払いの説明はあやしいので、アリスちゃんが見本を作ることになりました。


 
具をのせて、くるくるくるんで、いただきまーす。

やんややんやの撮影会になりました。

私をのぞいて、全員理系メンバー。
いつも白衣で研究している、バイオ(生物)専攻のバイオハザード・アリスちゃん。
あだ名の由来はそこから?
ミンさんとFerdieは、CPUがなんとかという話をしています。
日本語でもわからなそうな内容。

五目おこげがやってきました。う〜ん、おいしそう。
「キクラゲってなんていうんだろう? wood jellyfish?」
トシさんが「treeじゃない?もうforestでもいいんじゃない」と言いはじめます。
Ferdieが、「ジェリーフィッシュ?オウ・・・」と絶句したので、ミンさんが
「食感だけね。これはマッシュルームだから大丈夫!」とフォローしました。
「マッシュルーム!? Uhm...」
そうですよねー。黒くてプルプルしていて、どこからみてもマッシュルームらしさ皆無なこの物体。
さて、彼は食べられるでしょうか?
みんなの期待に満ちた視線を浴びながら、がんばっていただいていました。

帰りがけには「滞在期間中、富士山には行けなかったけど、Hachiなら見たよ」と嬉しそうでした。
Hachi?ああ、ハチ公像ね。
ハリウッド映画化されて、外国でも有名になりましたね。
「思ったよりも小さくって、アレー?って感じだった」
犬だから、あのくらいだと思いますが、「つまりマーライオンと一緒だね」とミンさん。
かくして「ハチ公≒マーライオン説」があがったところで、お開きとなりました。

お酒の席は支離滅裂で無礼講。それに英語が入ったので、ますますへんてこりんな会話になりました。
みんなほろ酔い気分の楽しい会だったから、オールオッケー!
たくさん笑ったから、変でもなんでもいいんです。

あとで調べたら、キクラゲは英語だと「wood [tree] ear」でした。
クラゲじゃなくて耳だったわ。
耳よりは、クラゲの方がおいしそうですね。ってどっちもどっち!?
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メンチカツとスコッチエッグ、藤子キャラ
前回の話の続きです。

 
生田緑地のバラと向ケ丘遊園のプール跡を見て、道なりに坂を下りていくと、人が大勢集まっている建物がありました。
藤子・F・不二雄ミュージアムです。
(もう夏休みだっけ?)と思うほど、大勢の親子連れやカップルが、入場を待っていました。

そこから気ままに歩いて駅を目指します。
多摩川に平行して流れる二か領用水沿いは散策路になっており、キャラクターがいました。
藤子・F・不二雄のキャラクターでしょう。
でも私、ドラえもんとオバQくらいしか知らないの〜。
怪物君じゃないし、君はパーマン?「〜なり」って言う子?

小川の反対側には、地図の上に女の子がいました。
メルモちゃん?(作家が違う)

しばし気持ちのいい小川沿いに歩きました。

太陽が真上に来ています。お昼時なのでそろそろランチにしたいところですが、食事処を探せないまま宿河原駅まで来てしまいました。
駅前には何か食べるところがあるだろうと思いましたが、コンビニが2件あるくらい。
ずいぶん小さな駅で、食べられるような場所はありません。

真夏のように暑い日だったし、歩き回っても見つけられなさそうだったので、電車に乗って、武蔵小杉まで出ました。

名前がすてきで、前から気になっていた「洋食亭ブラームス」へ。
雰囲気は合っていますが、よーく考えると異業種交流的な感じ?

メニューを見ると、おいしそうなとろとろオムライスがありました。
普段なら迷わずそれを選ぶところですが、この日は生田の山越えをしておなかが空いていたため、メンチカツを食べました。サクサクでした。

ところで、「メンチカツ」のメンチってなんだろう?と思います。
「メンチを切る」のメンチ?
気になって調べてみたら、関西では「ミンチカツ」というんだそうです。
つまりは挽肉の「ミンチ」がなまって「メンチ」になったということ。

え〜、関西でちゃんとしてて、関東でなまるなんて〜。
坂東の田舎もん扱いされる〜(いつの時代?)

ちなみに「メンチを切る」は、関西で聞くことはあっても、あまり関東では使われない、そうです。私も使ったことはありません。
これは「ガンを飛ばす」ということで、このメンチとは、目玉のことのようです。

メンチカツに玉子が入ったら、どっちのメンチの意味にもなるから、向かうところ敵なしですね!?
あ、でもそれって、スコッチエッグじゃない〜!

以外にも近かった、二つのおかずでした。
「今日の夕飯は、卵入りメンチカツとスコッチエッグよ」と言われたら、バラエティに富んでいるようで「わあい、うれしいな」と喜びますが、実際に出されたら、食べているうちに「おんなじで飽きた〜」となりそう。
いつか誰かに、イタズラできそうです!?

こんなのんびりした休日が、一番心とからだにいい感じー。
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ジン・ジン・ジンギスカン
かつては「ジン・ジン・」といったら、「ジングルベール♪」と森高千里の歌が続いたのに、いつのまにか上のメロディを口ずさむようになっていました。
オヤジ化したんでしょうか。(・・・)

前回は「心の中のひつじ」の話を書いたのに、今回は羊をムシャムシャ食べる話。
狙ったわけではないんですが・・・。

仕事帰りに、友人タカさんと会いました。
場所は武蔵小杉。JRと東急が通るこの駅は、待ち合わせしやすい場所です。
前はそんなに店もなく、使っていませんでしたが、ここ数年間の開発で、いろいろな店が増えました。

以前は、仕事帰りに銀座や六本木で会っていたんですが、今ではすっかり近場嗜好です。
駅の周りをぐるぐる周って見つけた路地のお店は、ジンギスカン料理店。

小杉にもあるんですね〜。
のれんを見たタカさんが「ここがいい!」と主張しました。

「東京・神奈川圏内で3位だって!おいしいんじゃない?」
「そもそも、ジンギスカン専門店って少ないと思うよ」
私は特に好きなわけではありませんが、食べられないわけでもないので、勢いに押された感じで入ることにしました。
羊の絵がかわいいし、いっか〜。

周りの居酒屋は、ドアを開放して、入りやすくしていますが、ここの店は締め切っていて、中の様子もよくわかりません。
「匂い的な問題で、閉めてないと周りに迷惑がかかるのかな?」
「じゃあ中はすごいことに?」
おそるおそる、のれんをくぐります。

中は、テーブルが5つにカウンターで、定員12人くらいのちいさな店。
店の中の空気が、なんとなく白っぽく見えるのは、煙のせいでしょうか。
ちょうどあいていたテーブルに座れました。

メニューはとてもシンプル。
ジンギスカン鍋のほかは、チャックロールとソーセージ。
「ジンギスカンの前にどうぞ」と書かれていたので、まずはチャックロールを頼みました。
「チャックロールって、なんだろうね?」
「肉のどこかの部位かなあ」
つまりはチャック巻きっていうことですよね。
チャック・ウィルソンさんは元気でしょうか。

乾杯をしているうちに、チャックロールがやってきました。
焼肉屋にそれほど行かないため、肉だけが皿に乗ってくると、ぎょっとします。
タカさんは、どんどん網の上に載せていきます。
「ほら、固くなっちゃうから、急いで食べよう!」
網に乗せるペースを落とせば急がなくてもいいのでは…と思いますが、相手はもう肉に夢中で、そのスピードを止められません。

チャックロールは、岩塩でいただきます。くさみがなくておいしかったです。

それから、鍋が置かれました。この独特のジンギスカン用鍋。
食べるのは、3回目だと思います。最初は上海で、次は北海道で。
モンゴルの近くと、本場北海道で食べたその次に、武蔵小杉で食べることになるとは思いませんでした。

店名は「どぅー」。
「AIR DO(エアドゥー)」のことでしょうか。あるいは北海道(どぅー)でしょうか?
気になったので、お店の人に聞いてみましたが、「名付けたのはこの店の前のオーナーだったおばあさんで、今となってはわからない」とのことでした。
「よく聞かれるんですよねー」そうでしょうねえ。

2人分を盛ると、鍋の上はかなりいっぱいでにぎやか。
「ああ、北海道でジンギスカン食べたいなあ」とタカさん。
「今食べてるじゃない。私は北海道に行きたいなあ」と私。

こちらも、思っていたようなくさみは全くなく、おいしく食べられました。
それでも、テーブルの上はすぐに油っぽくなります。
首から下げる紙エプロンをつけていますが、それだけでは足りません。

女性客の方が多いことが意外でした。匂いが付くからと、男性よりも敬遠しそうなのに。
「ラムはヘルシーだって。低カロリーでコレステロール値が低いんだって」
そうなんですね。ビタミンB群も多いらしく、持病の貧血によさそう。
人気なのか、時折お客さんがやってきては、満員の店内を見てあきらめて去って行きました。

カウンターでは、20代風の女性が一人座って肉を焼いていました。
一人ジンギスカン!なんというハードルの高さ!
一人焼肉をはるかに超えた、孤高の姿を拝見しました。
ドリンクを追加して、ゆっくり堂々と過ごしていました。

大盛りに見えた鍋ですが、思ったよりもぺろりと食べられ、もう一皿ずつお代わりしました。
野菜がどっさりなのが嬉しいところ。
でも、さすがに二皿目の途中でいっぱいになり、ギブアップ。
タカさんは私の分と、さらにもう一皿追加注文をして食べていました。
どれだけ好きなのー?

ビールの追加も続きます。撮った写真には全て空のジョッキばかり映っていましたが、空なのはほんの一瞬で、すぐになみなみ入ったものと交換されます。
さらに日本酒も登場。「八號」です。
「ハッコ?ハチゴウ?」ゴウの方でした。
江戸切子のきれいさを楽しんで、私はお酒はひとなめ。

これで終わりかな、と思いきや、タカさんはさらにウインナーを追加しました。
ひー、まだ頼むの?
でも、お店一押しらしいし、羊の生ウインナーとはどんなものか興味があります。
生といってもちゃんと火にあぶって食べます。
初めての羊ウインナー。
なかなかおいしくて、北海道からドイツの気分になりました。

それにしても食べすぎました。
カシスソーダ一杯と八號ひとなめしか飲んでいないのに、気づけば頭がぐらぐらになるほど酔っています。
食べ過ぎで酔いが早まったのでしょうか。
烏龍茶を2杯頼んで、何とかなだめました。

リーズナブルなお店のはずですが、バイキングのようにかなりの量を食べたので、けっこうなお会計になりました。
タカさんは、前は田崎真也のワインセミナーに通って、ビシッと決めた格好で希少ワインのお店に行くのが常だったのに、「最近は、居酒屋とかこういうワサワサした所が気に入ってさあ」と言うようになりました。
人の好みも、ずいぶん変わるものです。

10年以上ぶりに食べたジンギスカンで、おいしかったですが、結構長い時間、お店にこもっていたので、全身羊の匂いがついたのではないかと思われます。
帰り道に野犬に会ったら、追いかけられそう。ええと、犬って木に登れるっけ?

10年間以上食べなくてもまったく平気だったので、次に食べるのもずいぶん先かも〜。
タカさんは「ジンギスカン屋がこんなに近くにあるなら、毎週通っちゃおうかな」とごきげんでした。
これだけこってり食べたことだし、私はしばらく満足よー。
私の中のひつじ(前回とは違う意味!)は、しばらく棲みついていそうです。
次に北海道料理を食べる時には、海鮮丼かちゃんちゃん焼きがいいな…。
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ズッシリ!男気ストロベリー
せんべろ、昭和の温泉と続いて、「女らしくないネタ」第3弾です。
先日、大学の学食に行く機会がありました。
キャンペーン中のポスターの存在感のすごさ。

キャッチコピーは「ガッツリのあとは、ズッシリ!」
パワーでグイグイ押してきます。
5日間のキャンペーンなのに、よく見るとペッパー丼は2日間しか提供されないというトラップが潜んでいますよ!

すごいボリューム!
そして広がるウルトラソウル♪、じゃなくて茶色い世界。
とことん量至上主義。さすが、男子学生比率が高い大学です。

栄養士の友人が献立を作っている女子大の学食は、毎月の献立が冊子になって売りだされるほど栄養バランスが整ったところ。こことは真逆だわ。

おもしろかったので、写真を撮って見せたら、
「ロッテの男気ストロベリー、気になる〜〜♡
街で見たこと無いよ!食べたーい(o^^o)」とクミコさん。

確かに見たことありません。
男気とストロベリーって、全然イメージが重なりませんね。
「もう隠さない!硬派な俺でも、チョコもイチゴも好きなんだぜ」ということ?

クミコさんはご近所さんなので、このアイスを宅配することにしました。
保冷バッグを持参して、再び大学を訪れた今日。
このアイスは、定価173円ですが、今月はキャンペーン期間で108円。
さすが生協、かなりのお得感!

アイスボックスの前で考え悩んでいる学生の横に立ち、ガラスの引き戸を引いて、男気ストロベリーを3本取り出しました。
思いっきり視線を感じます。アイス名がすごいので、ちょっとした罰ゲーム気分。

私の次にレジに並んだその学生も、同じ男気ストロベリーを買っていました。
つられちゃったのかしら?おいしければいいけど〜。

ブツをゲットし、まっすぐクミコさん宅へ向かいます。
気分はトランスポーター、もしくはみかわやさん。
2つ届けて、ひとつは家に持ち帰りました。
これは自分の分。

棒アイスはとっても久しぶりです。
見るからにボリュームたっぷり。持つとずっしりと重量感があります。
中身のほうが美味しそうですね。
いただきまーす♪

シュガーコーンクランチ入りのストロベリーとチョコがたっぷりかかった中は、クッキー入りのストロベリーアイス。
ジャンキーなようで、果汁8%入りです。
一見女性が好きそうなファンシーなアイスですが、とっても食べがいがあるところがメンズ向き。
でも、アイスは別バラだから、スイスイ食べちゃいました!

このアイスの試食ブログに「食事一食分くらいお腹にたまる」と書いてあったのにもうなずけます。
ズッシリのアイスを食べたあとは、お腹がズッシリになって動けない〜。

これで私も、男気たっぷり!押忍!喧嘩上等!愛羅武勇!
棒チョコアイスで満腹になりました。

「女らしくないネタ」はこの辺りで止めておかないと、そろそろ自分が心配...(笑)。
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天むすを探して
昨日の話の続きです。といっても、特に大したことはしておらず、千疋屋カフェでお茶をしていた時のことです。
お店のカウンターにあったタウン誌「ニホンバシーモ」を席に持って行き、パラパラと見ていました。
今月号は「トレジャー探検」。スパロウ船長のような人が案内しています。
日本橋は、話題も豊富で、毎号の特集に事欠かないでしょうね。

ここの「祭りの季節のお弁当」というページで紹介されていた天むすの写真に、母は注目しました。
「私、天むす好きなのよ」
「えー、初めて聞いたけど!」

「特に酢飯で作ったものが好きなのよね。でもこの辺じゃあんまり見かけなくって」
「名古屋のものだから、たしかにめったに見ないし食べないわね〜」
「ぷりっぷりのエビがもうおいしくって。はあ」
やっぱり母のこだわりは、エビですかい!(前々回参照)
「天下の三越にも天むすのお店は入っていないのよね、はあ」
「あれ、でも売り場は三越って書いてるよ」
「えっ、本当?」
覗き込む母に、ページを見せます。
「ほんとだわ、帰りにチェックしなくちゃ」

ウキウキしだす母。この日は買い物に来たはずなのに、いつの間にか食べ物巡りにすり替わっています。
まあ、食べ物を求めてさすらうのが人生とも言えますからね・・・(遠い目)

地雷也(じらいや)というお店で出しているようですが、広いデパ地下の中で、目指すブースの場所がわからずにうろうろ。
颯爽とやってきたフロア担当者を見つけたので、聞いてみました。
三越で、白いジャケットを着ているスタッフは、そのフロアのことを何でも知っている人です。
連れて行ってもらったところは、お弁当コーナー。
お店のブースではなく、いろいろなお弁当が揃っているところでした。
それで、母も気付かなかったようです。

売り子さんに聞いたところ、酢飯ではないとのことでしたが、それでも母は購入。
「今晩お食べなさい」と私の分も買ってくれました。
子供の頃から「食はいろどりが大事。栄養面と見た目、両方でね」と私に教えてきた母。
この日も、うに丼やいかめしのくだりで、いろどりと栄養のバランスの話題になりましたが、天むすは色があまりない食べ物。
それでなのか、母の教えを忠実に守ってきた?私は、特段思い入れはありませんが、食育した当人がとびついています。
あれれ?

母ほど天むすに愛もこだわりもありませんが、たまに食べればうれしいし、こんなに話題にしたら、さすがに食べたくなってきたので、ありがたくいただきました。

この日は、帝国ホテルで買った「菓匠花見」の柏餅詰め合わせと、地雷也の天むすをもらって帰宅します。
自分へのおいしいおみやげがある、スキップ気分の帰り道〜♪
 

天むすは、竹の皮に包まれて本格的。きゃらぶきの佃煮もついていました。
衣の中のえびはプリップリ。昼の海鮮丼で食べそこねたエビを、母は夜に食べたわけです。

デザートには柏餅をいただきました。
う〜ん、連休初日からこんなに食べていたら、休みが終わるころにはたっぷんたっぷんになっていそう。
でも、気候がよくなると、ものがおいしく食べられますよね。
のんびりした、GWの始まりでした。
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池袋のベンガルカレー祭り
日曜日に池袋に行きました。
芸術劇場に向かう途中、なんだかサリー服の人を大勢見ます。
(池袋ってこんなにインド人がいたかな?)と思っていると、いつも広々とした劇場隣の西口公園は、人でぎっちりでした。
そのほとんどがインド人ー!

えっ、なになに?ここ日本?
どこもかしこもインド人で、ビックリ。

特設会場からは楽しそうな歌声が聞こえてきます。
ステージ上ではライブが行われており、大勢の人々がカレーを食べながら聴いていました。
 

「第16回カレーフェスティバル&ボイシャキ メラ(バングラデシュ正月祭)」だそうです。
みんな、インド人じゃなくてバングラデシュ人なのね!
確かに、バングラデシュカレー屋ばかりが出店していました。
大使館・外務省・都と区が後援している、大々的なイベントです。

この公園で、大勢の人が踊るよさこい祭りを見たことがありますが、それをしのぐ迫力でした。
日本で、こんなに大勢のバングラデシュ人を見たことなんてないですもの。(インド人だってありません!)
日本最大のバングラデシュのお祭りだそうです。ベンガル暦では、4月14日がお正月なんだとか。

独特の抑揚のメロディが流れ、スパイスの香りに満ちた世界がそこにありました。
気が付けば、公園の真ん中あたりまで来ており、異国の中に入りこんでいた私。
芸術劇場の建物が遠くに見えます。
人混みを抜けてそこに向かいますが、みんな手に手にカレーのお皿を持っているため、混雑の中、ぶつからないように気を付けました。
カレーをかぶったら、不幸しか待っていませんからね。

ようやく日本人のフィールドに戻り、芸術劇場に併設されたスタジオに行きました。
この日は、ライブ仲間のルナちゃんとパティさんと、ここで歌合わせ。
私はコーラス参加です。

練習が終わり、お茶をすることにしました。
Arternoon Tea Roomに入ります。
はじめはティーとケーキのつもりでいた私たちですが、メニューを見て「あ、カレーがあるよ」と半分冗談で言っていたら「私、カレーにしようかな…」と、結局みんなで、カレーセットを頼むことになりました。

3人ともチョイスするなんて。
これは絶対、あのバングラデシュカレー祭りの影響に違いありません!
辺りにカレーのにおいが充満していたから、食べたくなっちゃったんですね。
カレーパワー、おそるべしです。

そんなわけで、周りはティーセットを頼む人たちばかりの中、私たちのテーブルだけ、ミニカレー祭りとなりました。
もしかしたら、その人たちも、私たちのテーブルから漂うカレーの匂いに反応して、家に帰ったらルーを解きはじめるかもしれません。
こうやってカレーの世界征服は着々と進んでいくんでしょうね。
 

ちなみに、Arternoon Tea Roomのカレーは結構スパイシー。
るなパティは大丈夫そうでしたが、辛いものが苦手な私はフウフウいいながら、デザートのイチゴパフェで舌をなだめました。
カレーの匂いにつられて食べて、思わぬ辛さにしびれることがよくあります。
リンゴとはちみつ、とろ〜りとけてるー?
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