星、鉄、レンズ
5月の最終日、Minさんと待ち合わせをしました。
向かったのは生田。遠いですね〜。
なんというか、気分的な遠さがあります。

生田緑地のプラネタリウムの話をしたら、Minさんに「光学的なものに最近とみに興味があるので、行きましょう」と快諾してもらったのです。
光学?工学じゃなくて?星でもなくて?
まあいいか。(理系に疎い)

建物の中には、子供の時に見ていた先代の天体投影機が飾られており、ボタンを押すと今でもレンズが周るようになっています。
その動きを確かめながら「星よりこういうのが好きっていう人は多そう」とMinさん。
えっ、そうなの?
光学系っていうのは、カメラマニアのことでしょうか?

上映時間まで少し時間があったので、外に置かれている古い国鉄の車両に入ってみました。
さっそく999ごっこをします。
「メーテル〜!」「車掌さん〜!」←まちがい

風通しがいいボックス席に座って涼んでいると、車両の中をぐるぐる、パタパタと走り回っていた少年の一人が立ち止まりました。
じーっとこちらを見て「なんで座ってんの?」と話しかけてきます。
小さな理不尽番長、あらわる!

「だって座席だしー」と応えているうちに、その子は座席に乗ってきました。
親戚グループでピクニックに来たというタイガ少年。
怖さを知らずに、どんどん窓の外に身を乗り出していきます。
口で言ってもきかないので、落ちないように、シャツの裾を捕まえているMinさん。
休日の親子のひとコマを見ているようでした。


友達がひっきりなしにやって来ては「タイガ、あっちに行こうよー」と呼ぶのに、なかなか私たちのもとから離れようとしません。
999ごっこに混ざりたかったの?「車掌さんはボクだ」って?
いいえ私よ!←(大人げない)(メーテルはMinさん)
小さなつむじ風のような子でした。悪い人になついて、さらわれないでね〜。

緑地内には、蒸気機関車のD51も飾られています。
汽車に疎い私でも「デゴイチ」だけは子供の頃から知っていて、(かっこいいなあ)と熱い視線を注ぎます。
Minさんが取り出したすごそうなカメラの、気持ちのいいシャッター音が、辺りに軽快に響き渡りました。
「もしかして、鉄っちゃん?」
「そんなことはないけど、鉄分ちょっと高め」
その言い方、もはや十分鉄男です。

上映時間が近づきました。ここのプラネタリウムでは、入場時に一人一人にポロプリズムタイプの双眼鏡が配られます。
Minさんは、星を見るより、レンズの方をしげしげと観察していました。
おそらく、私にはわからないプリズムの秘密を読み取ったものと思われます。
鉄分と光学度が高い友人と、双眼鏡で星座を見上げたひと時でした。

→プラネタリウム鑑賞記「大航海時代と南天の星座」
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ライバル塾の受験生
少し前の、受験シーズンの頃の話です。

夜、通りを歩いていると「さようなら〜」「気を付けて帰れよー」という声が聞こえました。
そこは臨海セミナーの前。授業がちょうど終わり、講師が帰宅する生徒を見送っているところでした。
もう10時近いのに、遅くまで大変ね〜、と塾通いをしたことがない私は思います。
学校で一日椅子に座って授業を受けていると、お尻が痛くなるのに、さらに放課後、塾で固い椅子に座るなんて、お尻的に無理だと思ったのです。(なんという理由)
といっても、自分の学力は不安だらけ。夏期講習などには行きました。

今でも、一日かけてのセミナーなどに参加すると、多すぎる情報量を消化できずにぐったり。
塾通いをしている子は、よく頭の中が混乱しないものだと思います。

ふいに、頭の上の方で「どうだった〜?」という声が聞こえました。
すると、反対側から「こっちはみんな私立受かったー。そっちは?」という声が。
見上げてみると、道の反対側には明光義塾があり、2階と3階の窓から生徒同士が顔を出し、声を張り上げて通り越しに会話をしていたのです。

受験の結果報告でしょう。「こっちもだよ」と声が弾んでいます。
ただ、下にいた講師の先生が「こら、やめなさい」と上に向かって注意をすると、2人ともぴゅっと顔を引っ込め、窓を閉めて、何もなかったように静かになりました。

通りを挟んでそびえ立つライバル塾同士。
互いに合格者数を競って火花を散らし合うシーズンですが、生徒はそういうことはまったく気にしていなさそうです。
互いの窓から、生徒が仲よく会話をする様子は、ロミオとジュリエットを彷彿とさせるものがありました。
おおロミオ、あなたはなぜロミオなの。
2人とも女子でしたけどね。

夜に通ることしかない道で、看板の光が反射してなかなか見られる写真が撮れなかったため、日中に通る時が来るのを待っていたら、受験シーズンを過ぎてしまいました。
でも日中の写真も、うまくは撮れませんでした。なぜー?

今ではもう、そこを歩いても頭上の会話は降ってきません。
2人の受験生は、それぞれの塾も終わり、きっと肩を並べて会話をしているのでしょう。
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海賊と妊婦さん
ボランティアの会に参加した時、駅が同じ人とおしゃべりしながら一緒に帰りました。
お子さんがまだ小さいのに、旦那さんは目下長期出張中なので大変だとのこと。
「連絡が取れない時もあるんですよ」
どんな山奥に行っているのかと思ったら「山じゃなくて海」だそうです。

長い間海の上、ということは・・・
もしや、借金が返済できずに、マグロ漁船に乗せられているのでは?
でもそんなこと、さすがに聞けません。
やんわりと聞いてみよう。
「大間とかの遠洋漁業ですか?」
うわ、大間って言っちゃった。マグロに限定してるってことじゃん!
内心自分に突っ込みを入れましたが、その人は「いえ、石油タンカーです」と言いました。

おお、"海賊と呼ばれた男"!
「じゃあ、急いで連絡を取りたいときは大変ですね」
「そうなんですよ。まあ緊急の時には電報を使えばいいんですけど」
電報?あの「サクラサク」とか「オヤキトク」とかの、あれ?

「でも海の上まで届けてくれる人がいませんよね?」というと、
「電子電報があるんですよ」と教えてくれました。
「レタックス?」「とはちょっと違ってー」
「わかった、モールス信号!」
「あはは、遠くなりました」笑われてしまいました。
画像:「The Art of MANLINESS」

その人は「前は私も船に乗ってたんですよ」と言いました。
今度はボア・ハンコックを連想します。
「石油タンカーに?」
「いえ、海外のクルーズ船に。」

つまり、大型船の船乗りカップルなんですね。船の種類が違うけど。
船に弱い私には考えられない仕事です。
「数か月間も船に揺られているなんて、酔っちゃうでしょう?」
「タンカーは、効率最優先で一番燃料がかからない航路をとるけれど、クルーズ船は乗客が酔わないルートを選んでいくから、そうでもないですよ」
なるほど、勉強になります。

「船の中でも、酔いやすい場所とそうでもない場所があるし」
「ああ、それはそうですね」
「それに、どんな嵐の大揺れの時の船酔いだって・・・つわりの気持ち悪さにはかないませんよ!」
「えっ・・・?」予想していなかったコメントにびっくり。
そこでつわりが出てきますかー。
よく「鼻にスイカを入れるくらいの痛み」とか言いますが、海の上で大嵐に翻弄されるよりも大変なことなんですね〜。
それをこらえた母親は、誰もがパイレーツ・オブ・カリビアンになれるということかも。
海賊と妊婦さんの意外な共通項を知りました!

とすると、最強なのは子を持つ女海賊。
誰かいたかな?あ、いました!
ラピュタのドーラ、最強伝説がここに立証されました(笑)!

ドーラおばあちゃんのカッコよさに、いつもしびれています。
彼女は空中海賊。人生の荒波をものともしない、あのタフさを見習いたいものです…。
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「芋だし」「豆だし」
スポーツクラブのプールに併設されたミストサウナルームに一人で入っている時、夫婦とおぼしきちょっと太めの中年男女が入ってきました。
テンポのいい会話が聞こえてきます。

「さっき駅前のスーパーで、ポテトチップスの20円引き券をもらったー」
妻「ポテチ食べてるから太ってきたんだよ」
「太ってきてないよ」
「私なんて甘納豆で我慢してるのに」
「我慢っていっても甘納豆だって太るだろう」
「いや、あれ、豆だし」
「砂糖まぶしてるだろ」
「いや、豆だし」
「それを言うなら、ポテチだって芋だし」
「油ぎってるじゃないか」
「芋だし」
「豆だし」

私「〜〜〜!」
限界です。
それ以上いたら吹き出しそうだったので、たまらずサウナルームから脱出しました。

まあでも、二人仲よくプールに来て、健康に気を遣っているわけですし。
ちょっとくらいお芋に油がついていたって、お豆に砂糖がついていたって、問題ないでしょう。

夫婦ってやっぱり似たもの同士なんだな〜と、ほのぼのしました。

芋でも豆でもないけれど、家にフルーツがたくさんあると幸せ〜。
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子供時代にやり残した変なこと
夏にかまけて、しばらく日記をサボっていました。
普段は社会人ばかりの官庁街にいるので、子供の姿を見かけることはまずありませんが、8月の間だけは、スーツの波の中に、ちらほらと子供の姿も見えます。
きっと「ポケモンスタンプラリー」などで都心に出てきている子たちでしょう。

ランチをしに入ったレストランで、お化粧室の鏡を見ていたら、個室からクスクス笑いながらの女の子たちの会話が聞こえてきました。
ん?個室に2人で入ってる?謎です。
聞くともなく聞こえてくるその内容は、
「見せパン履いてるの?」
えっ?見せパン?
明らかにあどけない、まだ小さな女の子の声が、聞き捨てならない発言をしていました。

「見せパン、誰かに見せた?」
「タロウに見せたー」
えっ、太郎?そりゃまた渋い名前ですね。

見せパンって、これまで使ったことがない言葉。
思い浮かぶのは、テニスのアンダーコートくらいです。
『エースをねらえ!』的な。(古い)
なんかそれとは、きっと違うのよね。
いまどきの子って、進んでるわー。肉食系少女かしら。

個室での内密話(しかし外に丸聞こえ)が終わったらしく、カチャッと鍵が解かれてドアが開きました。
(いったいどんな見せパン少女が出てきたんだろう?)と、鏡をのぞきながらさりげなく女の子たちを見ます。
そんなガールズトークを聞いてしまった以上は、どうしたって目がいっちゃいます!

出てきたのは二人の少女。
小学校2、3年生くらいでしょうか。
気になる見せパンですが(笑)、全然見せていませんでした!
まったく普通の格好をしていました。

結局謎の、今どきの見せパン・・・
まさか、食べるパンってオチじゃないですよね!?
タロウの感想も気になるところです。

少女の話の次は少年話を。
夜にコンビニから出た時、私と同じタイミングで2人の少年も出ました。
店内では聞こえていた2人の会話が途絶えたので、別方向に行ったんだろうと思っていたら、なんとなーく人の気配が近づいてきます。
なんだろうと思いながらも、振り向かずにいると、少しして、さっきの少年たちがスケボーに乗って、ゆっくりと私を追い越して行きました。
二人とも、普通のスケボー速度ではない、のろのろとしたスピード。
会話をやめて、どちらも無言になっています。

はて?
前に行った彼らの姿を見て、そのわけがわかりました。
二人とも、めいめいにカップラーメンを両手で持ちながら、スケボーに乗っていたんです。
そろそろと動いているのは、お湯が入っているからでしょう。
両手両足をフル利用していました。
よくやるなあ。

そしてニ人とも、お店の前の段差スロープに乗りあがろうと果敢に挑戦して失敗し、ほぼ同時に「アチチッ!」と言っていました。
いつもの調子で登ろうとして、カップのバランスを崩してお湯をこぼしたんでしょうね。
失敗も一緒っていうところが仲良しだなあと思いました。
私もスケボーにのってカップラーメン食べてみたかったなあ。

子供の頃、いろんなバカげたことをしでかしてきましたが、見せパンとかスケボーラーメンとか、やり残したことはまだまだあるんだなあと、今回の少年少女達を見て思った次第であります。

 
画像は、シアターOrbで開催されたミュージカル「Bring it on」の会場デコレーション。
子供時代って、こんなワクワクした感じがギュギュッと詰まっていましたね。
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ネモ艦長に近い人
今日は、職場スタッフ2名にお隣のメタンハイドレートチームの方2名の、計5名でランチを取りました。
お隣さん1名は、この前お話した、修士をスキップして東大の博士号を取った人。
もう一人の人は「会計やってます」と聞こえたので(事務の人かな)と思ったら、どうも違う話になっているため、「海底やってます」が正解だと気づきました。
海底やってるって、どういうこと?

毎日、深海の海底VTRを延々と見続けて、そこに見える生物やそこにいると思われる微生物をチェックしているそう。
専門は地下微生物学で、前の仕事では陸の地中のバクテリアを調べていたそうです。

ダイバーが深海魚を見つけてウキウキする場所でも、この人の目には違う生き物が見えているんでしょうね。

目下、仲間が掘削船に乗って海底調査中だそうですが、この人はすでに、船に乗ったことがあるとのこと。
シロウト3人でいろいろ質問しました。
海底に潜る船といったら、潜水艦。
『海底2万マイル』が大好きな私も、興味しんしんです。

「うーん、船は、乗らずに済むほうがいいと思います」
専門家なので、嬉々として乗り込んでいるかと思えば、意外にクールな答え。

国家レベルの大プロジェクトなので、すごい装備の船に乗り込むそうです。
一日何千万円もかかる船だと聞いて、私たちは飛び上がります。
そんなにお金がかかるのね!

船によって作った国や定員数が違い、当たり外れがあるとのこと。
フランス海軍の船に乗った時は、毎食フレンチで、デザートにパフェまで出たそうです。
「いいなあ」とため息をつく私たち。
かつて、ギリシアからイタリアに向かう大型客船上で飲んだ牛乳が、なぜか石油くさくて飲みきれなかったことを思い出します。
海の上でも、フランスは食の国なんでしょう。
「でも、食後にまた石油採掘作業にとりかかるから、すぐ現実に引き戻されるんですけど」

船には2ヶ月間乗りっぱなしだそうです。長い!
途中、港に寄港するのかと思いきや、ひたすら海上にいるのだそう。
船内にラボを設けて、調査研究を行うのだそうです。

船内はプライベートが一切ないので大変だとのこと。
部屋は二人用の相部屋で、作業は2交代制。
個室でない気詰まりがある上に、自分が起きている間、相手は部屋で寝ているから、部屋に帰れないそうです。

TVはなく、細いネット回線のみ。
採掘スポットまで行くと運転しなくなるため、採掘の期間中とにかく暇な航海士たちがネットを使い、回線速度が遅くなってしまうそう。

今、大型豪華客船のスタッフとして半年間海の上にいる友人は、海上でサッカー日本戦を観たそうですが、掘削船内の人たちは、今年のワールドカップを見るタイミングはなさそうです。

海の上では、もう全てがしょうがないと思うしかない、船に乗っちゃったら希望は通らないものとあきらめないとやっていけない、という彼女。
「あ、でも全部通らないわけでもないか。シャワーカーテンの汚れが激しかったので、言ったら替えてもらえました」
ささやかな幸せに、涙が出そうになります。

海しか見えない海上にいながら、浴槽につかれずにずっとシャワーなんて、リラックスできなさそう。
バカンス客船と違って、一切娯楽用の施設がないため、仕事しかしなくなるそうです。

「乗り込む人は、みんなタフ?」
「というより、ザツじゃないとやっていけませんね」
完全な共同生活なので、細かすぎる人には耐えられないのでしょう。

「心理テストを受けたら、石橋を叩いて渡るタイプって診断だった」と一人が言うと
「気にしすぎる人は、荷物が多くなっちゃいますよ」と言われました。

なるべく旅行かばんはコンパクトにしたいもの。
『浪漫飛行』のように。
旅慣れた人は、つまりはザツでもやっていけるってことなんですね。

子供の頃、ノーチラス号とネモ艦長に憧れていた私。
一度でいいから潜水艦に乗ってみたいものですが、現実的な話をいろいろ聞くと(たしかに乗らずに済むほうがよさそう)とも思います。
潜水艦と掘削船は別ものですが、深海に潜っていくという点は一緒。
自分の知り合いの中では、この人が一番ネモ館長に近いようです。

未知の世界の話を、驚きながら聞いていたら、職場スタッフの一人がおもむろに
「私も前、バクテリアを調べてたんです」と話し出しました。

「高尾山に通いつめて地衣類の調査をしていました」
私以外はみんな理系女子なので、ふんふんとうなずいていますが、私はまずこの「ちいるい」が何のことかわかりません。
地井武男さんしかでてこない〜。

地衣類とは、菌類と藻類の共生生物なんだそうです!
そんな生物がいるなんて、知りませんでした〜。ビックリ!
高校のときは地学専攻だったのに、習わなかったわ!!

地衣類は発がん性物質を抑える可能性があるといわれ、その生態研究が実を結んだら、ノーベル賞級の快挙だとされたそうです。
ただ、在籍していた研究室がなくなってしまい、彼女は専門を少し方向転換することにしたため、ノーベル賞まではいたりませんでした。残念!

いや〜、みなさんすばらしい理系研究家で、専門的な話をたくさん聞けました。
文系の私は、目を白黒させながら聞くばかり。
それでもなけなしの理系心が刺激されて、『海底2万マイル』と『もやしもん』を読み返したくなっちゃった。
BGMは、ビートルズの「イエローサブマリン」で明るくね。
We all live in a yellow submarine〜♪
黄色い潜水艦って、なにかなあ?(自分のレベルが浅すぎて潜れない・・・)
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スウェーデンの森、コイルの法則
元旦に、家族でおせちを食べながら「今年の大河はどうかな」という話になりました。
「新島襄の方が、奥さんよりおもしろそうなのに。
だって本名はジョーじゃなくて七五三太よ、"しめた"!気になるわ〜」と私。
「平清盛が主人公の話は、だいたい視聴率が上がらないのよ」と母。

その根拠を尋ねようと口を開いたら、父が「そういえば」と言いだしたので、話題が変わるのかと家長の言葉に耳を傾けます。
「スウェーデンの森でさ・・・」

そこで声が途切れました。
「北欧の話?クロスカントリー?」
「いや、違・・・」

父親とスカンジナビアなんて、まったく関連性を感じません。
なぜに突然、スウェーデン?
そこで、はたと気付きました。

「ノルウェイよー!"ノルウェイの森"〜!」
「ん?」
「清盛役の松山ケンイチが出た映画の話でしょ!」
「おお、そうか」

おおそうかじゃありませーん!だって父はビートルズファン。
幼い頃、母の聴くクラシックと、父の聴くビートルズとカーペンターズで育った私。
なのに"ノルウェイの森""スウェーデンの森"と間違えるなんて、これまで何を聴いてきたのー!
笑えないボケっぷりに、元旦から涙が出ちゃいそうです。


翌日の2日には、初めてお会いした映画監督の方とお喋りしました。
「大学では全く映画とは関係なく、物理専攻だったんですよね、ハハ」と教えてもらったので、(物理っていったら、なんだっけ・・・)と、超文系の頭で考えます。

そうそう、思い出しました。
「物理って、こういうのやるんですよね。コイルな感じの」と、右手の指3本を、それぞれ違う方向に伸ばして見せます。

(話をつなげられたわ)と思ったら、
「ああ、"フレミングの法則"ね。でも左手ですよ」
とさらりと突っ込まれました。
「右手は"右ねじの法則"ですね」
あああ!手も、手つきも違ったあ−!

しかもコイルって!それは"レンツの法則"ー!
思いついたことをうかつに言うんじゃありませんでした。


新年早々、テキトーな親子だなあと実感した2013年。
高田純次氏を師と仰ぐ日も近そうです。

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道端で寝てた人
連日、30度越えの暑い夏が続いています。
川沿いは川風が吹いて心地いいため、この季節、家の前の川の土手には、ごろんと横になって寝ている人が何人もいます。
治安は問題ないの〜?みんな寝てるからいいの〜?
暑いから、誰もがだれて、悪人はいなくなるのでしょうか。

はじめは、(みんな、無防備に川沿いに寝ていて、大丈夫なの!?)と驚きましたが、毎年のことなので、もう見慣れてしまいました。
最近では、夜に通る時に、道の端を歩きすぎて人を踏まないように気をつけています。
冗談ではなく、少し暗い場所だと、寝ている人を判別できずに、うっかり踏みつけかねないのです。
人を踏んだり、踏まれたりするなんて、お互いにとって不幸ですから。

ビックリ光景ですが、それでも土手でのことなので、まあありかな(えっ)とも思えます。
ただ、そんな私でも、先日あり得ない光景を見かけて仰天しました。
それは、近くのマンションの下を歩いていた時のこと。
前方になにかがあるけど・・・あれは人?・・・気持ち悪いのかな?・・・いえ、寝てる・・・うそぉ!?


靴を両足脱いでいます。
そして、身体をきれいに二つに折り曲げて、前かがみにぴったり地面につけ、抱え込んだカバンを枕にして、寝ています。
駅の近くで、かなり人通りがある場所なのに、まったく辺りを気にする様子もなく、ピクリともせずにいます。
すごいわ、この姿勢。こんなヨガのようなポーズで熟睡できるというのが、アンビリーバボー。
まさかあなたはインド人?体操やってる人?


見事な二つ折り体勢を、思わず写真にパチリ。
遠ざかりながらも何度か振り返りましたが、まったく動く様子はありませんでした。

用事を済ませて、30分ほど後に同じ場所を通ったら、もうこの人物は、影も形もありませんでした。
目が覚めたのかしら。
まあ、河原に横たわって涼を取っている人々が、みんな仰向けで無防備におなかを上にしているのに比べれば、この人は保身の体制をとっており、危機管理が出来ていると思えます。
って、そんなことを計算できる人が、こんな道端でおもむろに寝こけていたりはしないでしょうね。
なんともアクロバティックな、真夏の夜の寝姿でした。

家に帰って、ヨガマットの上で彼と同じ体勢をとってみましたが、(背筋がのび〜る〜)という刺激感覚いっぱいで、とてもそのままでは眠れませんでした。
やっぱり彼はすごかった!
というか、みんな、おうちでのびのびと寝ましょうね〜。
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ややこし名前
一昨日、gooが「名前が似ている有名人ランキング」を発表しました。
うろ覚えの芸能人はたくさんいて、私もしょっちゅうこんがらかっています。
ランキングを書き出してみました。

1 水野真紀と水野美紀
2 陣内孝則と陣内智則
3 宮川大助と宮川大輔
4 森高千里と森下千里
5 高橋克典と高橋克実
6 田中れいなと田中麗奈
7 峰竜太と竜雷太
8 坂井真紀と酒井美紀
9 麻生久美子と麻木久仁子
10 北村一輝と沢村一樹
11 きたろうと喜多郎
12 稲垣潤一と稲本潤一
13 玉木宏と玉置浩二
14 相田翔子とはいだしょうこ
15 ジャン・レノとジョン・レノン
16 いとうあいこといとうあさこ
17 新山千春と松山千春
18 鈴木杏と鈴木杏樹
19 五木ひろしと五木寛之
20 加藤あいと阿藤快
21 鈴木亜美と鈴木えみ
22 薬師丸ひろ子とやくしまるえつこ
23 森貴美子と森久美子
24 深田恭子と内田恭子
25 ちあきなおみとちわきまゆみ
26 coba とDrコパ
27 カルーセル麻紀とカルメン・マキ
28 タイガー・ウッズとタイロン・ウッズ
29 関めぐみと安めぐみ
30 松田聖子と野田聖子
31 矢田亜希子と和田アキ子
32 松金洋子と松金よね子
33 いしかわじゅんとみうらじゅん
34 倖田來未と志田未来
35 松井稼頭央と松居一代

なるほど。確かにベスト10は、よっぽど気をつけないと簡単に間違えてしまいます。
13位の「玉木宏」は、「玉置浩二」じゃなくて「玉山鉄二」と間違えます。
「玉置浩二」は、「玉置宏」と間違えます。

順位が下がるにつれて、笑えるものもランクインしています。
「ジャン・レノ」と「ジョン・レノン」は間違えないでしょう〜。
でも顔は結構似てるかも?どちらも丸メガネだし。

「加藤あい」と「阿藤快」って、字を見る限りではベツモノなのに、響きが似てると意識し出すと、こんがらかるので笑っちゃいますね!
ランク内にはありませんが、最近、私を悩ませてならないのが、『下町ロケット』の著者、「池井戸潤」と、お笑いのスピードワゴンの「井戸田潤」。
どうしてもごっちゃになっています。

すでに区別を放棄しているのが、「筒井康隆」(作家)と「筒井道隆」(俳優)。
筒井康隆も自覚があるようで、『笑犬楼よりの眺望』に「筒井道隆は息子に非ず」と書き記しています。

あと、最近気付いたのが、「三浦綾子」と「曽野綾子」の区別がついていない自分。
「三浦綾子」は『氷点』の著者で、「曽野綾子」は三浦朱門の妻で本名が三浦知壽子。しかもどちらもクリスチャン。
うーん、難しい。著作で区別をつけるしかなさそうです。

坂本九の奥さんの「柏木由紀子」とAKB48の「柏木由紀」も、親子かと思ってしまいます。

「團琢磨」(タクマ、政治家)と團伊玖磨」(イクマ、作曲家)も。
祖父と孫の関係なので、名前が似ていても仕方がないのですが。

あとは「山下達郎」と「山本達彦」も、いつもカラオケのソングブックをくくる時に目が泳いでいました。
hideとhydeも同一人物だと思っていました。

まあ、そうはいっても、戦国武将の血族にはかないませんが。
徳川将軍名だけでも、「徳川家○」が多くて、覚えられる日が来るとは思えません。

三国志はさらに混迷を極め、「馬忠」という名の武将は蜀と呉に二人、「李豊」は後漢と魏と蜀に三人、登場するそうです。
ああ、もうだめ〜。
どうしてもごっちゃになってしまいますー。

ややこしや、ああややこしや〜♪
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キャラ立ちジム
スポーツクラブでは、さまざまな人に出会います。
必ずジャグジーにいて友達と長話している古参のおばさまとか、サウナだけ利用するおばあさまとか、雪が降っても裸足にミュール姿のおねえさんとか、なかなかキャラ立ちしている人たち揃いです。
個性の強い人たちの中でも、最近ひときわ目を引く人が登場しました。
人呼んで(呼んでないけど)、パジャマガール!

(イメージ画像)
ジャグジーから上がって、パウダールームを使う時、たいていの人は自分の服を着ているかバスタオルを巻いた状態ですが、その中に一人、大柄のチェック柄のパジャマを着た人がいたのです。
しかも上下とも。
ジムでパジャマ?とっても驚いて、二度見してしまいましたが、その人はまったく気にしない様子で、ドライヤーをかけていました。

学生時代からジム通いをしていますが、パジャマの人に遭遇したのは、初めて!
え〜、どういうわけ〜?
あ、でもジムの近くに家があるのなら、そのまま帰宅すればゴートゥーベッド。
合理的ですね。
しかし、パジャマ姿で少しなりとも外に出るということが、考えられませんー。

悶々としながら帰宅し、twitterに書いたところ、友人ガラちゃんから
「日本も上海っぽくなっていくのかしら?」とコメントがありました。
そういえば、上海では、パジャマ姿で外を歩くのがイケてるらしく、パジャマ文化が大流行中だと、前にニュースで見たことがあります。
(気になる方は「上海 睡衣」で画像検索してみて下さい)

その光景に(ありえな〜い)と笑っていましたが、まさか日本、しかも自分の身近なところで上海化が進んでいたとは・・・!
上海万博のために、禁止令が出て、市民がこぞって反対しているとも聞きました。
活躍の場所を失ったパジャマ上海人たちが、ぞくぞくと新天地を求めて来日しているということかも?
さすがは華僑の国、海外での生活はお手のものでしょう。
そのうち、ジムのみんながパジャマを着て帰るようになるのかしら。ひええ〜。

その後も、何度となくパジャマ姿のその人を見かけて、そのたびにあれこれ考えが頭の中を駆け巡っていました。
幸いなことに、ほかの人にパジャマ文化が波及することなく、私も無言の圧力に押されることなく、これまでと変わらぬ格好でいられました。

ある時、着替えをするロッカールームに、その人を発見しました。
もちろんパジャマ姿です。というか、顔で認識していないため、パジャマじゃないとそうとわかりません。
二人きりで、内心ドキドキしながらも帰り支度をしていたら、その人はやおらパジャマを脱ぎ始めました。
??と思ったら、それから普通の服に着替え出したのです。

そして、普通の格好になり、ロッカールームから出ていきました。
あれれ?と予想外でした。
つまり、あのパジャマ姿は、パウダールームでだけの格好だったというわけですね。
バスローブ代わりといったところでしょうか。
そうだったんだあ。
そのまま家のベッドにというわけではなければ、むしろ着替えの手間をわざわざ増やしていることになります。
上海文化ではありませんでした。

最近、その人は見かけなくなりました。
パジャマをやめたことで、ほかの人たちにまぎれたのかもしれません。
今気になる人は、ジャグジーでいつもスローツイストを踊っているおばあさまです。
もともと泡泡のお風呂が、その方のがんばりで、さらにうねうねと波立っています。
いや〜、ジムって楽しく人間観察ができる場所ですね。

でも私も、どこかのだれかにそんな風にチェックされているかもしれません。
時々、プールサイドでつまづいたり、お風呂上りに立ちくらみでよろめいたりしているから。
ジムでは目立たぬよう、ぬりかべのように地味に過ごそうと思います!
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