検証・鴨サブレと鳩サブレー

京都に「鴨サブレ」なるスイーツがあること、ご存知ですか?
私が知った時には、(嘘でしょう?)とかなり衝撃でした。

 

だってやけに聞きなじみのある言葉です。
そう、神奈川県民にとって崎陽軒のシウマイ同様になじみの深い、豊島屋の「鳩サブレ―」に似ていますから。

鳩サブレにインスパイアされた風のサブレはいろいろありますが、正直、そんなに似ていません。
ただこちらは、形がずいぶんそっくりです。

他の追随を許さない、日本を代表する古都・京都が、鎌倉の真似をするなんて、ありえない〜!

 

いや、でも、実物を見てみたら、案外全くベツモノかもしれません。
百聞は一見に如かず。実際に検証してみなくては。

 

● 鴨サブレをゲット

 

ということで、3月に京都を訪れた時、「鴨サブレ」入手に乗り出しました。

 

製造元は井筒八ッ橋本舗。これまた衝撃です。
由緒正しい八つ橋の老舗が出すなんて、いったいどうして?

 

京都駅の伊勢丹の売り場に行きましたが、陳列されていません。
店員さんに聞くと「ここでは扱っておりません」と言われました。
「京都駅のコンコースにある、おみやげ街道に置いています」
この商品は、井筒屋さんの中では通常ラインナップではないのでしょうか。
かなりネタ感満載に見えますからね。

 

おみやげ街道の一番目立つところには「京都ビッグサンダー抹茶味」があり、鴨サブレは多少目立つくらいの場所にありました。
ここで鴨さんを3箱購入し、大切に持ち帰ります。

 

● 鳩サブレーをゲット

 

横浜に帰り、さっそく「鳩サブレー」を買いに行きました。
おみやげ用には紙箱、自宅用には袋入りを。


普通は黄色かピンク地の紙箱ですが、購入した日吉店ではオリジナルパッケージの箱がありました。
慶応の日吉キャンパスの銀杏並木を歩く鳩たちが描かれ、マチの部分には「日吉から三田へ」と書かれているのです。
いまの四代目社長が慶応出身だからかもしれません。

 

 

3羽の小鳩が「8」「1」「0」と書かれたTシャツを着ています。
「はと」ですよ〜。
さりげないダジャレまで入れる遊び心です。

 

さて、これで役者はそろいました。
家に帰って鴨サブレ―と鳩サブレーを並べてみます。
まずは見た目の検証から。

 

● 検証1:紙箱

 

5枚入りの紙箱に入っているのも一緒。大きさもほぼ一緒です。
何よりデザインパッケージがくりそつ〜!!
鴨さんと鳩さんの向きも一緒〜!

 

 

ちなみに鳩サブレーはこれが一番小さな箱で、大きくなると缶の箱になりますが、鴨サブレはこの形でのみ売られているようです。

 

下は、鴨サブレの箱を開けてみたところ。
説明が書かれています。鳩サブレーには見られません。

 

 

● 検証2:個別包装

 

次に、箱の中に入っているサブレーを比べてみます。
箱の絵と同じく、どちらも左を向いています。
この個別包装袋もほぼ同じサイズで、本の少しだけ鴨サブレの方が大きい感じでした。

 

 


またここになると、鴨サブレという言葉は消えて、なぜかフランス語のみになります。

まだ鴨サブレの知名度はさほど高くないのか、あげてもピンとこない人ばかりで、説明が必要でした。

 

● 検証3:サブレ―の大きさ

 

袋から出して並べてみました。

 


今度は、鴨サブレよりも鳩サブレーの方が大きく見えます。
鴨さんの方は、首がスリムなので、その分体積が少なそう。
お菓子では、ずん胴を支持します!

 

● 検証4:重ねてみました(上から)

 

目視した次には、2枚を重ねてみました。

 


置いてみるとわかりますね。鴨サブレの方が鳩サブレーよりも小ぶりです。

 

● 検証5:重ねてみました(横から)

 

重ねた2枚を横から見ると、厚みが異なりました。

 

 

鳩サブレーの方が、間違いなく分厚いです。

 

● 検証6:色は?

 

ほぼ同じ工程を踏んで作られたものと思われますが、多少鴨サブレの方が鳩サブレーよりも明るい色をしています。

原材料の配分なのか、焼き加減なのかはわかりません。

鳩さんの方で見慣れている私としては(鴨さんちょっと薄目だなあ)という印象です。

 

● 検証7:見た目の鳥感は?

 

鴨サブレの方が目や羽の感じがしっかりと表されています。
鳩サブレーは、パッケージの絵はくっきり描かれていますが、サブレーの鳩さんはかなりぼんやりしたものですね。

鳥感でいったら、鴨サブレの方が高いです。

 

● 検証8:お味の方は?

 

これにて外見の比較は終了。最後に、味覚を検証します。
鴨サブレと鳩サブレーの両方を食べてみました。
どちらもサブレーなので、味はほぼ一緒〜。

でも、鳩サブレーの方がバターがたっぷり入っていてボリューミー。食べ出があります
鴨サブレの方は、サクサクしていて軽く、たくさん食べられそうです。

 

● 検証9:価格

 

肝心の値段を書くのを忘れていました。
画像の形の5枚入のもので、お値段はどちらも648円(税込)。
1枚当たり130円です。これもあえて同じ値段にしたのか、気になるところです。
 

● 友人の感想

 

「食べ比べてみて、後でレポート教えてね」と言って鴨サブレと鳩サブレーの両方を渡した友人からの感想を、ワクワクしながら待っていましたが「どちらもサブレーだから、よくわからなかったよ」という声が多数。
みんな、本気度が足りないわ〜!
ことサブレーに関しては、長年鳩サブレ―に鍛え抜かれてきた神奈川県民の舌はシビアです。
私は目隠しをしても当てられる自信がありますよ〜!

 

● 導き出した結論

 

そんなこんなで鴨サブレと鳩サブレーの比較は終了。
結論を言えば、「私はやっぱり鳩サブレー」です。
鳩より鴨の方が実物は大きいのに、サブレーになると形勢逆転。

 

まあ、鴨サブレもお菓子としては悪くありません。
味はきちんとおいしいし、鴨のフォームもかわいらしいです。
ただ総合的にみると、やはり鳩サブレ―の敵ではありませんね、ホホホ。

 

ネタものではありますが、完全なコピー商品ではなく、京都らしさを出したお菓子なので「鳩サブレーとゆかいな仲間たち」の一味として共存していくのもおもしろいかもしれません。

京都と鎌倉はどちらも観光客に人気の古都。
類似のサブレーという接点ができるのもまた"いとをかし"でしょう。

 

ほかに買った京スイーツについては、自分の京都旅ブログで紹介しています。
 ⇒ 2019京都の初春 5-(2)(北野、祇園)
 

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■追記

「検証9:値段」を書き加えました。(6/4)

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コメント
「鴨サブレ」、関西人なのに知らんかった!
写真とリカちゃんの感想から、以下のように理解しました。
鴨サブレ:森永ビスケットのマリー
鳩サブレ:森永ビスケットのムーンライト
この推測が正しいのであれば、私は断然、鳩サブレ派です!




| ユーミチカ | 2019/06/02 7:00 AM |
ユーミチカちゃんもご存じなかったのね!?
最近できたのかしら〜?

ところで森永ビスケットのマリーとムーンライトに例えるなんて、さすがだわ!
私もムーンライトの方が好き〜。
でも鴨は鴨でかわいいので、今度京都のお土産屋さんにいたら見てみてね😉
| リカ | 2019/06/04 9:31 AM |
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