和裁の世界をのぞき見る〜運針、鏝、竹尺

先日、シブヤ大学の浴衣手縫い講座のお手伝いをした時のこと。

先生に針と糸と布、そして指ぬきを手渡されて、運針講座の手ほどきを受けました。

 

運針って皆さんご存知ですか?
和裁の手縫い法です。
先生が「こうやって、こうこう」と、リズミカルに布を動かしてから開くと、あらまあ、きれいな縫い目がまっすぐにできていました。

 

 

 

「がんばってみてね」
そう言われて、続きをやってみましたが、糸目はガタガタになって脱線状態。
ポイントは「針は動かさずに生地を上下に動かすこと」なんですが、実際にやってみると、全然思うように縫えません。
左手の親指に針を刺しまくって、イタタタ。

 

ヒリヒリする指先を押さえながら、先生に「上達するコツってあるんですか?」と聞くと、
「練習あるのみ!」と先生はにっこり。

これがマスターできれば、和裁はぐんと身近になれるのですが、その道はなかなか険しそう。
でも、集中してチクチク針を動かしていくのは、結構楽しくて、針を指に刺さなければ、いつまでも縫っていけそうです。

 

さて、和裁の世界には見慣れないものがありました。

それが、これ。なんだと思います?

 


「電気鏝」と書いてあります。
「鏝」は「コテ」と読むんだそう。
「鰻」なら「ウナギ」ですけどね。「電気鰻」なら電気ウナギ。
・・・すみません、脱線しました。

 

 

これは和風アイロン。
コードが付いたままだと、作業中の生地の邪魔になったりするので、温めた鉄ゴテを取り出して、布に充てるのだそう。
そういうものがあるんですね〜。知らなかった〜。

ただこの電気鏝、メーカーがもうすぐ生産ストップするとか、すでにしたとか。
そうしたら、和裁の人々は困ってしまいますね。何とか手を打たないと。

 

次は、こちら。
母が使っていましたが、しげしげと見たのは初めて。

 

 

これは「尺・センチ対応ものさし」です。
今では、尺という言葉は、尺取り虫しか使わなくなっていたかと思っていましたが、和服では今でも尺や寸で作られるとのこと。

1尺=37.88センチ  1寸=3.788センチ  1分=0.3788センチ です。
尺とセンチが両方ついた物差しは、少しずつメモリが違っていって、おもしろいですね。

 

ちなみに尺は、和裁と尺取り虫だけでなく、畳でも使われています。
確かにそうですね。1間が6尺の畳割り。

 

知らなかったり、忘れていたり。
和裁の世界から、日本の伝統を少し学ぶことができました。
(この時のレポートは、後ほどシブヤ大学サイトにアップされる予定でーす)

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[アートブログ]
● 自分で縫い上げる〜この夏の浴衣づくり”2018” 第2回目

 

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