生きて奏でること

昨日、母校の高校の部活の顧問の先生の奥様を囲むリサイタルに参加しました。
(わかりづらいですね。まあ恩師の奥様です)
高校生の時、先生に奥様と引き合わせてもらいましたが、もうずいぶん前の話。
先生はもう天国ですが、声楽家の奥様は、今でも多くのお弟子さんをお持ちです。

 

 

今回声をかけて下さったのは、25歳上の先輩(レジェンド)で、会の幹事は23歳上の方。
20歳以上も上のOBの方々を中心に、これまでも会は続いてきたそうです。
私は退官近くなった先生に円熟の教えを受けましたが、大先輩の皆さんは、若かりし頃のエネルギッシュな先生と交流されてきたわけです。

 

OBといっても、部活の中でわかるのは、せいぜい4,5期上まで。
20以上年上の方々というのは、同じ部活とはいえ、完全に別世界、アナザーワールドです。

 

さらに今回は、奥様の生前葬も兼ねるとレジェンドから教えていただきました。
生前葬ってどんなもの?時々耳にしますが、よく知りません。
まだうんと遠い話かと思っていました。

 

別世界に誘っていただいたのはありがたいのですが、そんなわけでかなり緊張しながら、当日を迎えました。

 

 

会場は、港を見下ろせる横浜山手の洋館。緑が光る美しい庭園に囲まれています。

 

 

参加者は、高校の部活のOBと、奥様の声楽のお弟子さんたちで占められていました。
皆さん、年齢的に上の方々ばかり。

 

車椅子に乗った奥様が、息子さんにつきそわれて登場すると、割れんばかりの拍手が起こります。
ホール中の人々のベクトルが集中して、みんなに慕われているのがよーくわかります。

奥様ファミリーとレジェンドしか知っている人はいませんが、奥様ファミリーは会の中心、レジェンドは鼓を打ったりチェロを弾いたりと、ステージに引っ張りだこで大忙し。
なので、借りてきたネコ状態で、ホールの端でおとなしくしていました。

 

 

OBの演奏と声楽のリサイタルで、和やかに会は進みました。
生前葬ということで、フォーレのレクイエムなども歌われます。
また、先生が作詞作曲した高校の歌も披露されました。
懐かしい!すっかり忘れていましたよ。
会の終盤では、奥様と息子さんのデュエットもありました。
息子さんは俳優の高橋克典氏。春の新ドラマも始まって多忙な中、最初から最後まで家族全員で参加されました。

 

最後に、克典さんからの挨拶がありました。
「母は今年、米寿を迎えました。生前"葬"ではなく、生前"奏"として、また開催できればと思います」とくくられました。

 

 

なるほど。音楽家ですし、それなら納得です。
生前奏って、いい言葉ですね。

人生とは奏でること。生きているからハーモニー。
私も自分でするとしたら、生前葬じゃなく生前奏がいいなあ。
奥様にはお元気でいていただいて、また次回の生前奏にも参加したいと思いました。
 

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