さいか屋、その後
川崎話第3弾です。
去年の5月に惜しまれながら閉店した、老舗の駅前百貨店、さいか屋。

ちょうど1年ほど前にそのニュースを知り、悲しい気持ちになったものです。
(その時の日記) 「こみや、さいか屋、海軍カレー」 (2015.02.25)

久しぶりに川崎を訪れて、(そういえば、さいか屋はどうなったのかな)と気になりました。
営業を終えてから、もう結構な月日がたっています。

駅前があまりに変わりすぎていて、方角がよくわからなくなっていましたが、線路沿いにあった大きな建物なので、見当は付きます。
JRから京急の線路の方に移動すると、大きな灰色の建物がありました。
それがさいか屋でした。


 

閉店してしばらくたちますが、建物はまだそのまま残っていました。
ただ、記憶に残っている白い建物ではなく、グレーになって。
看板やポスターは全て取り外されています。
賑やかで活気に満ちた駅前で、そこだけ時が止まっていました。

近くまで行くと、灰が積もったような外観は、グレーのネットがかぶせられているからだと分かりました。
影の国の幽霊ビルディングのような空気をまとっていました。


ネットには、「地権者の投資組合が同年秋から約1年を掛けて解体するとしていたが、同年10月6日に川崎市に解体工事の中断を伝えたことが明らかになった」と書かれていました。
何らかの理由で、今解体工事はストップ中のようです。

記憶とは違う、変わり果てた影のような姿を見たのは、ショックでした。
(は〜)と、何とも言えない思いで線路の反対側から見つめていると、ふと背後の壁が気になりました。

 



それは、偶然にも川崎さいか屋の看板でした
もう本体が無くなって久しいのに。
閉店後にはすべて外しただろう看板ですが、たまたまこれだけ外すのを忘れたのかもしれないと思って、(私も気付いてないよ〜)と、そっと場所を離れました。

帰宅してからさいか屋について調べてみると、
「閉店以降は川崎日航ホテル3階に小型店舗を開設して営業の一部を継承している」と書いてありました。
そういえば、あの時私が立っていたのはJALホテルの前。
なるほど、ホテルの中に、さいか屋は新たにできていたんですね。

全てがなくなってしまったわけではなく、少しだけにせよ、場所を変えてきちんと引き継がれていることを知って、ほっとしました。
焼け野原の中でタンポポの花を見つけたような気分。
やっぱり川崎にはさいか屋とこみやデパートはあり続けてほしいものです。
さいか屋、雑賀衆の不屈の心意気で、頑張れ〜。
次に川崎を訪れた時には、寄ってみるつもりです。

 
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