きび・とうきび・さとうきび
今日はなんだかややこしい、名前の話です。
いえ、私だけかもしれませんが・・・

友人がバッグから取り出したペットボトル。
「とうきび茶」というラベルが見えました。
(さとうきび茶かな?)と思います。

テーブルに置かれたものを見直したら、「さ」はない「とうきび茶」でした。
「さとうきび茶じゃないんだ」と声に出すと、友人は「へ?とうきびだよ」と言いました。

「さとうきびっていったら沖縄じゃない。これ北海道のよ」
あ、そうですね。
さとうきびは沖縄で、とうきびは北海道。
響きは似ているのに、産地は離れているんですね。

「とうきび」という言葉を普段使わないないので、すぐにはピンときませんでした。
「とうもろこし」のことなんですよね。
「もろこし」もそうですね。
とうもろこしって、いろんな言われ方をしているみたい。

頭を整理しようと、両方の言葉を調べてみました。
「とうもろこし」は、16世紀にポルトガル人によって日本に伝えられた植物。
「もろこし」は、それ以前に中国から渡ってきた植物。
「とうもろこし」は「もろこし」に似ていたので、「唐のもろこし」→「とうもろこし」と呼ばれたそうです。

えっ?
「とうもろこし」と「もろこし」は、別モノだったんですか!
湖畔や海辺で売られている「焼きモロコシ」、あれはどう考えても「焼いたトウモロコシ」ですけど!?

さらに、中国(=唐)由来のもろこしに「唐」をかぶせるなんて、どういうこと?
むしろ、混乱してきました。

「唐」は、中国に限定されず、舶来という意味を持つのだそうです。
へー・・・。
なんだか頭が疲れてきました。
そして、焼きモロコシがとっても食べたくなりました。

ええと、何の話だったっけ。
「とうもろこし」と「もろこし」の話の前は・・・。
そうそう、「とうきび」と「さとうきび」の話です。

カオスめいてきた「とうきび」はひとまず置いておいて「さとうきび」の方でスッキリしようっと。
今度は「さとうきび」を調べてみました。
日本語の別名は「甘蔗(かんしょ)」だそうです。
「かんしょ」といったらサツマイモ!
そちらは「甘藷」で、漢字が違うそうです。
うう、まぎらわしすぎー。

そもそも、「きび」ってなんだったっけ?
きび(黍)は、粟やヒエのような植物です。
ここから「とうきび」や「さとうきび」という言葉が発生しているんでしょう。

桃太郎のきび団子は、「黍(で作った)団子」ですが、岡山銘菓のきび団子は、求肥で作った「吉備団子」だそうです。
つまり「吉備(岡山)の団子」ってことですね。
やっぱりまぎらわしーい。
昔話由来のものじゃなかったなんて。

「とうきび」と打つと「登記日」と出たり、「きび」と打つと「機微」と出たり、さらに頭への千本ノックは続きます。
うーん、混乱するばかり〜。

眉間にしわを寄せていたら、友人に「まあ、飲んだら?」と勧められた、とうきび茶。
検索をやめて一口もらったら、やわらかいコーンの味が口いっぱいに広がりました。
ま、おいしければなんでもいっか!(いいの?)
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