進撃の巨人と指輪物語
「『進撃の巨人』って、読売ジャイアンツが快勝している時の表現だと思った」という知人がいますが、少し前までは私も似たような感じでした。
まったく興味を惹かれないタイトルで。

でもこのアニメを、1話から一気に見ました。
この世界に入り込む壁は、ウォールマリア並みに(!)かなり高かったのですが、はまるのはよくわかります。
アニメがとっても良くできています。特に立体機動戦闘シーンでがカッコイイー!のです。
空間描写と疾走感のクオリティの高さに驚くばかりです。

原作コミックは、前に書いた通り、限られた時間の中で速読したので、大勢のキャラクターを把握しきれませんでしたが、色付き・声付きアニメのおかげでようやく頭に入ってきました。
今では、画像のキャラ全員の名前を言えまーす


戦いをテーマにしたアニメやコミックは多いですが、これは敵が巨大すぎて、人とのパワーバランスが取れておらず、原始的な暴力シーンが多い点がショッキング。
「逃げられずに食べられる」という恐怖をこれまで持ったことがありませんでした。(ないですよね...)

はじめは「グロくてムリ!!!」と思っていましたが、すっかり巨人にも見慣れて免疫がつきました。
むしろ、巨人でおなかいっぱい。
人間を食べる巨人で満腹って、食物連鎖が崩れてますねー。

謎は少しずつ解けてきましたが、まだまだたくさん残っています。
相変わらず気になるし、加えてストーリーの奇想天外さが魅力。
こんな異世界を頭のなかで育てていった作者の発想力に拍手です。

読んでいくとどんどん人間たちに感情移入していくため、彼らが直面している絶滅危機は、人ごとじゃなくなっています。
急所を討たれない限り、巨人は1分で身体のパーツを蘇生できます。たったの1分。もう勝ち目ないー。

悲しみと憎しみが募るあまりに、自分の感情をコントロールできなくなり、獰猛な化け物に変わるという感覚が具現化されているのがすごい。
「仲間を信じるか自分を信じるか?」という二択は、新鮮な発想です。

でも「自分の決断次第で、仲間の命が失われる」というのは、十代には重すぎる責任ですね。
死が近すぎる話なので、思春期未満の子には見せたくないですが、今では小学生の間でも大人気なんだとか。

自分の友人で、これ知ってる人はいないかも〜と思いましたが、結構いることがわかりました。
よかった、マニア扱いされずにすんで。
読者は、みんな意外な人ばかり。相手にも「ゼッタイ趣味じゃないと思ったのに!」と驚かれます。
ええ、本当にこういうのは、好みじゃないんです。きっかけがあったから、飛び込みました。飛び込んでみて、よかったです。


それに、私がこよなく愛する『指輪物語 (The Lord of the Rings)』に通じるものも多くありました。
あれも決して明るく楽しい話ではなく、絶望の世界の中で、一筋の希望を持って戦う主人公たちの物語。
どっちの絶望度が強いかな?と考えてみました。
『巨人』は、食べられるという圧倒的な恐怖があるし、人が死ぬ数がずっと多い、パニックものですが、永遠の救われなさを考えると、やっぱり『指輪』の方に軍配が上がります。
まさか絶対ありえないと思っていた、『指輪』の映画化が大ヒットしたので、もしかすると『巨人』の映画化も当たるかも。
実写は危険なので、アニメどまりにしてほしいですが。
『指輪』のピーター・ジャクソン監督ならいけそう

意外に女性も『巨人』を観ているとわかりました。
あと、周りでコミックを持っている率がなかなか高いことに驚きました。
読者年齢層が広いのも人気の秘密でしょう。

空中戦に優れた戦士たち。主人が突然どこかに飛んでいっても、たいてい逃げない彼らの馬が、地味に活躍しているなあと思います。

女性はみんな、戦う強いヒロインばかり。
戦闘兵の話なので、当然なんですが。
それで、この話の主人公は、ミカサですよね?(笑)

ペトラが女型巨人に叫んだ「かかってこい!刺し違えても、倒す!」というセリフにシビレました。
これ、女性のセリフ〜?
いえ、人として生まれてきた以上は、勇気を持って刺し違えないと!(違)

入力が面倒になって「進撃の巨人」「Attack on Titan」をPC単語登録した辺りで、(はまってるんだな、私)と自覚しました。
謎が少しずつ解けていくのが楽しみです。
GiantとTitanの違いも、わかりました。
どちらも「巨人」ですが、「巨人みたいに大きな人」はGiantで、「巨人族」はTitanなんですって!
抱きまくらは(今のところ)(たぶん)買わないので、ご安心下さいー(笑)。
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