フルーツバスケット水門
川崎大師に向かう時、いつも大師線の窓から気になるオブジェが見えます。
突然現れる、デコラティブでどっしりとした洋風デザイン。
水門に、果物が載っているように見えて、どことなくローマ風。
あれはいったいなんだろう?とずっと気になっていました。

先日、川崎大師を参拝した帰りに、「フルーツバスケットの門まで行ってみたい」とリクエストしました。
お散歩好きの連れと一緒で、「えー、なにそれ」と言われはしましたが、謎の物体への「えー」で、歩くことへの「えー」ではなかったので、ぶらぶら歩いて行きました。

私は前々からチェックしていましたが、この辺りにあまり来ない連れは、フルーツという認識もなく(モコッとしてるあれなに)という印象だったんでしょう。

けっこう歩くかなあと思いましたが、それほどでもありません。
門が見えてきたので、川沿いへ向かいました。


近くで見ても、やっぱり不思議です。
そもそも、果物をデザインした水門を見るのは初めて。
ヨーロピアン・レトロだわ。

辺りからは町工場の機械音が鳴り響き、水も濁っていて、全くロマンチックな光景ではないのが残念ですが。

門の説明がありました。
「川崎河口水門」という名前だと知りました。
昭和三年竣工。当時の玉川海舟事務所長、金森誠之氏の設計によるものだそう。


気になるデザインは、ぶどうと梨と桃。
当時の川崎の名産品だそうです。

近くで見ると、丸窓のあたりも装飾性に富んでいます。
側面についているのは、川崎市のマークでしょうか。
かっこいいしサマになるんですけれどね。なぜここに?という不思議感たっぷりです。

かつては、梁の部分にエジプト風の船のレリーフがあったとのこと。
今以上にエスニックだったんですね。どんな感じか見てみたかったものです。

国の登録有形文化財。ハハーッ。
多摩川と東京湾の近道運河用に作られ、運河は実現しなかったそうですが、この門は今でも砂利の陸揚げ施設として利用されているそうです。

門から見る多摩川。向こう岸は東京です。


ここは、味の素本社のある鈴木町そばで、味の素社が建設費用を寄付負担したとのこと。
えー、国か自治体の事業ではなかったんでしょうか。ほとんど味の素ゲートなんですね。

水門というと、私はいつも隅田のスーパー堤防(水門?)と京都伏見港の三栖閘門を思い出しますが、ここもインパクトではその二つに負けない、気になるウォーターゲートです。

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