巫女仲間との再会

かつて巫女をしていた仲間と、久しぶりに会いました。
4人で落ち合うのはいつぶりなのか、思い出せないほど前ですが、みんな変わっていませんでした。
(時の流れって、成長って、なんなんだろう?)と思いながら、お互い手を合わせて喜びます。

 

場所は本牧(ほんもく)。一種のブランドイメージがある独特な場所です。
横浜でも一番横浜らしいと言われる中区にあり、長らく米軍に接収されていたため、返還後に築かれた町は新しく、道路は広く、アメリカ感が漂っています。
私以外の巫女は、みんな地元の人ばかり。
神社があるので、私もほかの人よりはこの地につながりがありました。

 

みなとみらい線ができる時に、線路が伸びるという話もありましたが、結局は元町・中華街止まりとなり、本牧は陸の孤島のまま。
電車が通っていないので、アクセスが悪く、よその人はあまり訪れません。
市内の人でも、よく知らないという人は多いでしょう。
その分、独特な雰囲気が保たれており、土地の人たちは強い地元愛を持っています。

 

 

今回は、みんなで連れ立って神社の大祭に行きました。
地元の氏子さんたちが、地区別のはっぴを着て集まり、獅子舞や祭囃子を披露します。

 

 

お祝いの樽酒もふるまわれました。

 


私たちをかわいがってくれた神主さんはもう他界されているので、ひっそりと参拝するつもりが、顔見知りの氏子さんに今の神主さんを紹介してもらいました。

 

 

今の巫女さんにもご挨拶しました。10人体制になっているそう。増えたのね!
なのに、当時よりも結婚式は減ったそうで、人が少なかった分、私たちは神社と密に過ごしていたなあと思い返します。

前の神主さんのお墓参りをしてから、みんなでお茶をして、思い出話に花を咲かせました。

 

 

当時はいつも一生懸命。大変なこともありましたが、みんなで協力していろいろなピンチを切り抜けてきました。
巫女って、神主さんよりも参拝者の方々に身近に接するので、ある意味神社のガードマンのようでもあります。

狛犬よりも魔除け役かも。

 

特に結婚式は、たいていの人にとっては一生に一度の大きな行事なので、どんなハプニングも起こらないように、全体的に気を配る必要があります。

いつも神社でゆったり過ごしているという、みんなが知る巫女さんの見かけの裏では、実は瞬時を争う頭脳戦と体力消耗戦が繰り広げられていたりしますが、それを外に出さないために、みんなでスクラムを組んでがんばるのです。

いろいろな神社にいろいろな巫女がおり、それぞれ状況が違いますが、私たちの場合、4人という人数だったので、2人よりも幅広く、6人以上よりも親密に、呼吸を合わせることができました。

 

 

そう考えてみると、自分たちはまさに、微笑みながら陰で闘う女だったんだなあと思います。

セーラームーンやチャーリーズエンジェルみたいな戦闘女子を、地で行っていたんじゃない!
私たちが卒業した後も、神主さんにお会いするたびに「君たちの代が一番優秀だったよ」とお褒めの言葉をいただいていました。

それって神4? 神に仕える身なのに、不遜!?
でも、そんなことを話したら、上品な他の巫女仲間に「えー、なにを言ってるの」と呆れられそうなので、黙っていました。

 

 

いろいろと思い返すと、その時に学び知ったことが、今でもずいぶん自分の軸となっていることに気づきます。
よい学びの時、実りある闘いの日々でした・・・。(表現がおかしい)

 

巫女という間柄は、仕事つながりではありますが、長年一緒に過ごして、お互いの性格もプライベートもよく知っている同士。
同僚ながら友達以上、むしろ家族に近い関係です。
4人のうちで一番フラフラしている私ですが、彼女たちとの信頼関係がある限り、人生の暗闇や底なし沼に引きずり込まれた時にも、戦闘女子たちが駆けつけてくれそうな気がします。

 

 

なんて、みんな、そんなに甘くはないかな。

これからもよろしくね、いとしの巫女さんたち。
また本牧で会いましょう!
 

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いつもと少し違う神社

お正月、横浜北部の総鎮守の師岡熊野神社に参拝してきました。
交通の便はあまりよくありませんが、社紋がヤタガラスなので、サッカー神社として知られ、国際試合前にはよく青いユニフォーム姿のサポーターがお参りに来ています。

 

静かな神社ですが、前にアド街ック天国で山田五郎が「あそこの上空ではよくUFOが目撃される」と言ったので、参拝するたびにいつも空を見上げていますが、いまだにUFOに遭遇したことはありません。
最近では、島田秀平がたびたびパワースポットとして採り上げており(よく知ってるなあ)と不思議に思っています。

今回は、普段とは違って鳥居になにかがかかっていました。
見上げてみると、祝眞子内親王御婚約のメッセージでした。

お相手の海の王子(小室さん)のお家が近くにあるからでしょう。
神社自体はひっそりとしているのに、なにかと周りがにぎやかなのが不思議です。

 

週末には、多摩川浅間神社を参拝しました。
ここはその名の通り、多摩川と富士山を望める高台にあります。
今回もすがすがしい気持ちになってお参りできた・・・のですが、ハッと思いだしたものがありました。

シン・ゴジラ!
年末に、地上波放映を観たのです。うーん、壊しっぷりがスゴかったー。

 

2度目の日本上陸をしたゴジラは、鎌倉から北上し、あっという間に川崎の武蔵小杉を破壊していました。
あれ、横浜は? 映像になることもなく、さら地にされてしまったようです。
もう笑うしかない、ワッハッハ!

 

で「東京には入れないぞ!」と自衛隊が東京と神奈川の間を流れる多摩川沿いに陣を張って攻撃するのが「タバ作戦」なんですが、その拠点となったのが、ここの神社でした。

ここでロケしたんですねえ。ピエール瀧や斎藤工が迷彩服で戦った場所です。

まさかゴジラとの戦場、いえ聖地になるなんて。
北条政子もビックリでしょう。
今はもう広々としています。武蔵小杉の高層ビル群も、なにごともなかったかのように戻っています。

(いや、なにごともなかったんですけどね)

お正月の期間は空気も澄んでおり、遠くの山なみがよく見えます。
この日も夕陽に照らされてシルエットとなった富士山がきれいでした。

行き慣れている神社も、思わぬことで話題になったりすると、また普段と違う雰囲気になるもの。
それでも例年通りにお詣りができたので、今年もいい一年になりそうな気がします〜。
 

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丸の内はんにゃ会サークル
世の中に星の数ほどある社会人サークル。
私もそれらしきものに、いくつか参加しています。
気が付けばどれも、スケジュールの調整がしやすい、自由でゆるいものばかり。
効率効果を考えるのならば、学生時のようなきっちりとした一体感のある部活動スタイルの方がいいのですが、長く続けていきたいと考えると、出席自由ののんびりめの方が、自分には合っています。

思いつくままに3つ挙げるとすると、シブヤ大学、早朝読書会、そして丸の内はんにゃ会。
どれもメンバーの交流も楽しく、ゆるーく活動しています。

今回、仏教レジャーサークル・丸の内はんにゃ会のサイトリニューアルに伴って、メンバー紹介ページに加えてもらいました。
すでに掲載されているみなさんは肩書き持ちなので、(いいのかな?)と思いましたが、副長のえっこさんが似顔絵をジェネレーターで作ってくれました。
→ 丸の内はんにゃ会のメンバー紹介ページ 

背景が目立ってるー(笑)!
ジャジャーン!っていう効果音が聞こえてきそうです。
そして、肩書きのところには「元巫女」という名乗りが!
仏教サークルなのに、なんかすみませんー。
けっして、神道からの刺客(?)として、殴り込みをかけているわけではないんですよ。
.

お気に入りの、鎌倉・安養院の身代り地蔵。スヤスヤ・・・

というわけで、めでたくメンバーページに載せていただいたこともあり、あらためて丸の内はんにゃ会をご紹介しまーす。

現在のメンバーは600人。多いですねー。
幅広くメンバー募集中ですので、興味をお持ちになった方は気軽にご参加ください。
私の知り合いの方は、「リカのダチ」と言えば、入会金がタダに…
なーんてことはありませんよ。誰でも入会金は一切かかりません。

ただ、もともと丸の内OLさんが立ち上げた女性サークルなので、男性の方は特に募集していないような…。
でも特に厳しく取り締まっていないため、「心は乙女なの!」という人は、わかってもらえるかもしれません。(適当)
.

こういうアヤシサ大歓迎!

取材の依頼も受けておりますので、マスコミの方々もお気軽にお問合せください。
多種多様なメンバーが取り揃っております!

雰囲気が合う人には楽しく続けていける、居心地のいいサークル。
サイトで広く紹介していただいた以上は、元巫女の担当として(なにそれ)やっていこうと思います。三々九度できます・・・。
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レインボーカラーのお寺
ここ一週間で、SNSのアイコンをカラフルにした人が急に増えました。
6月26日に米連邦最高裁判所が「同性婚は憲法上の権利」と認める判決を下したことを喜んでのパフォーマンスです。
これで、男性同士、女性同士の結婚が合法的に認められ、同性婚が禁止されている州の法律は、全て違憲扱いになりました。

すごいことです。キリスト教の国、アメリカでの同性愛者への差別は、日本では考えられないほど激しいものでしたから。
大統領選挙で、同性婚禁止のスローガンを打ち立てた候補者が当選する様子を見て、(アメリカの自由は遠いな)と思ったものです。
ブッシュ前大統領もシュワルツネッガー元カリフォルニア州知事も、完全に同性婚反対でしたね。
(知らない間にシュワちゃんは、容認派に変わっていたようですが)

ですから、国の歴史を変えるような変革となったわけです。
すばらしいことですね。

ただ、それはあくまで海の向こうの外国の話。
所詮は、お隣さんのニュースで、日本ではまだ合法化されていません。
アメリカにならって、日本でも同性婚が認められるようになるのかもしれませんが。
3月に、渋谷区が同性カップルを夫婦と同等にみなす条例を出しましたね。

カラフルなレインボーカラーが同性愛を表すということは、日本ではあまり知られていなかったことでしょう。
私は学生の時に、LGBT映画祭と一緒に知りました。(さすがに勇気がなくて、行ったことはありません)
その時には(あれ、ピンクじゃないんだ)と思ったものです。

ピンク・トライアングルを知る人は、レインボーカラーよりも少なそう。
その昔、ナチスが執拗に迫害したのは、ユダヤ人だけではありませんでした。
実は同性愛者も捕まえられて、強制収容所に入れられたのです。
ホロコーストで強制収容された男性同性愛者の服につけられたのが、ピンクの三角形印。女性は黒い三角形でした。
学生時代に、友人から映画『ベント』とナチスの同性愛者狩りについて教わったことは、とても衝撃的でした。

レインボーカラーは、ピンクやブラック、その他もろもろのマイナー嗜好を合わせた色ということなんでしょう。

さて、ここからトーンが変わります。日本の話です。
去年、アメリカ帰りの友人と巡礼をした時、その子がお寺を見てとても驚きました。
「わー、お寺がレインボーカラーだ!」

よく寺院に行くと、鮮やかな五色の布が下がっていますね。アメリカだと、それはゲイの象徴になるそうです。

はじめは(お寺とゲイって、イメージが違いすぎる〜。さすが発想がアメリカン!)と思いましたが、考えてみれば仏教も日本人も、その長ーい歴史の中で、おおむね同性愛に寛容です。
だから、お寺の五色幕をレインボーカラーに見なしても、特に問題はなさそう。

風を受けて悠々とたなびく五色幕を見たら、ずっと日陰者としてつらい思いをしてきたLGBTの人たちは感激しそう。
あらたな日本のアピールポイントになるかもしれませんね!

宗教の規制が弱く、差別の薄い国に生まれた私たちは、たいてい同性愛に鷹揚です。
命に響くような差別の事件は、まずありません。
海外では、同性愛者というだけで忌み嫌われ、殺されたりもするのです。
その環境は、キリスト教圏からすると、恵まれているなあと思います。

「お寺はゲイ推しカラー!」と言った友人に、「じゃあnanacoもゲイカラーね!」と言ったら、「う、うん、そう」とちょっとひるんだ返事が返ってきました。

アイコンはレインボーにしませんが、nanacoを使うことで、ひそかにセクシャルマイノリティ支持を表明しようと思います!
(誰にも伝わらないけどね!)

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<追記>
この日記を載せたまさに同じ日に、「デンマーク大使の同性パートナーの天皇への謁見を外務省が拒絶」との記事がネットに出ました。
日本は寛容さだと思って、この話を書いたのに、そんな前時代的な態度を対外的にとっていたなんて。
アナクロだなあと驚きました。
遅れているのは、とりわけ政治家なのかもしれませんね。
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ブルー善光寺
長野のNyaさんから、画像をいただきました。
「電飾、もとい、ライトアップです」。

前に横浜のクリスマスイルミネーションを見たNyaさんが「電飾!」と連発して、私がツボにはまったことを覚えていたようです。
同じ意味でも、全然違う気がしません?

灯明祭りの期間限定のライティングだとのこと。
その期間中は、善光寺が五色の光で照らされるんだとか。
 

大きな山門が青一色に染まり、奥の本堂が赤く浮かび上がっています。
ブルーハワイならぬブルー善光寺、幻想的できれいですね。

実際には、いてつくような雪の中でしょうけれど、寒さも忘れる美しさなのかも。
「そうだ 京都、行こう。」のCMを思い出します。
そうだ 善光寺、行こう。ンモ〜!」←牛は外せませんからね
本家の方は、もう春の便りです。
今流れている2015春版は、東寺・仁和寺・上賀茂神社・哲学の道・醍醐寺・平安神宮の桜がちょっとずつ映し出されています。
どこも行ったことがありますが、桜は見たことがありません。
う〜ん、どこもきれいだわ〜。
今回もガッシリと旅心をつかむ、ニクイ仕上がり!
春の訪れが待ち遠しくて、そわそわしてきます。
ところで善光寺境内に、天満宮のように牛の像はあるんでしょうか。
見かけたことがない気がします。
人を連れてきてくれるガイドなのにねー。(見たことないけど)
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破魔矢(R)だったこと
皆さん、破魔矢ってご存知ですよね。
は〜まや〜!(違います)

大きくなって言葉の意味を知った時には(かっこいい名前!)とときめいたものです。

週末に、東急多摩川線武蔵新田駅そばの新田神社をお参り(←寺社ブログ)して、そこが破魔矢発祥の地だと知りました。
考えたことなかったけれど、そういえば、いつから破魔矢ってあるのかしら?

答えはその場で、すぐにわかりました。
江戸時代からだそうで、昔の文献に、しっかりとここの神社が売り始めたと記述されているそうです。
初めは今の形ではなく、新田軍旗の2本のセットで、門前の茶店で売られたとのこと。
この神社には、この地で命を落とした新田義貞の息子が祀られているのです。

さらに、考案したのは、平賀源内だったそう。
あのエレキテルの!本当になんでも発明家、というかアイデアマンだったんですね。
彼はまた、新田義貞の息子の生涯をモチーフにした浄瑠璃『神霊矢口渡』も書いているそう。
才能豊か〜。

当時は「矢守」といっていたものを、破魔矢と名付けたのは、鎌倉にある破魔矢奉製所という会社。
なんと、破魔矢という言葉は商標登録されていたそうです。
NHKでは使えずに「魔除けの矢」などと言っていたんだとか。

まさかのまさかですね。
でも、数年前に会社が商標登録の更新を辞め、今ではNHKでも使われるようになったとか。
そんなことは関係なく、ずーっと前から神社には破魔矢としてありますが。

いや〜、破魔矢にそんなエピソードがあったなんて。
知らないまま、かつて神社でたくさんの破魔矢をお分けしてきたものです。
レッツ・開運招福!
自分の力ではどうにもならない重苦しい世の流れも、破魔矢の一矢で打開していきたいものですね。
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初詣と金の山羊
お正月、近所の氏神様詣でのほかに、ちょっと足を延ばして川崎の夢見ヶ崎に行ってきました。
きれいな地名ですが、最近つくられたキラキラネームではありません。
太田道灌が夢を見たことにちなんだという由来なので、室町時代くらい?
この辺りにお城を建てようとした道灌が、夢のお告げで築城をあきらめたという、地域としては残念な話ですが、城はなくとも美しい地名が生まれました。

夢見ヶ崎はこんもりとした小高い丘陵になっていて、全体が縄文時代の古墳です。
ここにある天照皇大神神社に、お参りしました。
普段は閑散としていますが、さすがにお正月には長い行列ができる人気ぶり。

丘陵のほとんどは、夢見ヶ崎動物公園という名前で、神社の隣には市の動物園があります。
休園中と思いきや、お正月も開いていました。

動物園内に、熊野神社があり、こちらも参拝します。
天照皇大神と熊野神社が、ほぼ同じ敷地内にあるって、珍しくないですか?
さらに、公園の一番高いところには浅間神社があります。もちろん参拝します。

天照皇大神と熊野権現と浅間神を一度にお参りできてしまうなんて、なんてぜいたく!というかお手軽!
いえ、ありがたい場所です。
こちらが園内マップ。紫の○の部分は、明日のお話に〜。

お正月から、ペンギンやレッサーパンダに会えました。
カミツキガメもいました。
でも画像はフラミンゴ〜(笑)。

テンジクネズミも、身を寄せ合ってとってもプリティーでした。
ネズミの世界にも一匹狼がいる・・・

夕方になり、動物園にも西日が射しこんできました。
ふと見ると、光を受けた白い動物が、輝いています。

わあ、これは、キリスト教の絵でよく見る金の羊!
かつてゲントで見たファン・エイクの祭壇画「神の子羊」と重なります。(画像は部分のみ)
なんておめでたいの〜!

でも、よく見ると、それはヤギでした。
残念〜!
金のヤギなんて聞かないし…とがっかりしていたら、目下フランス留学中の友人えめなちゃんが「フランスでは羊年をヤギ年というから、一緒よ!」とフォローしてくれました。

調べてみると、確かにフランスでは未年をAnnée du Mouton(羊)じゃなくてAnnée de la Chèvre(ヤギ)っていうそうです。
知らなかったわ。
まあ、日本語で書いても、山の羊で山羊だしねっ!

こんな風に、あと一歩をどさくさでごまかす一年になりそうな気がしてなりません…。
がんばりたい気持ちはあるんですけど〜。
まあいっか、ゆるくいきましょー。(←ここがいかんのか〜、笑)
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お寺のゆるめコピー
子供の頃、街角にある黒い看板が気になっていました。
「イエス・キリストは神の子」
こういうのならわかりますが、
「キリスト以外に救いはない」って書かれているのはこわいし、
「死後さばきにあう」
「悔い改めよ」
まできたら、そらおそろしくなります。

人々に救いの手を差し伸べるというよりは、ほとんど脅し文句めいていますね。
小さい頃はキリストといったらクリスマスの楽しいイメージしかなかったので、違和感を感じていました。

今でも時折この黒看板を見かけます。
立てているのは、国内のキリスト教の一派だそうです。

今年、その黒看板に匹敵するほどのインパクトを持つお寺の看板に遭遇しました。
しかも2つです。

ひとつは、京都の西本願寺隣の興正寺。
広々とした敷地の外側を歩いていると、塀に大きく
「やっぱり阿弥陀さん」
とありました。


やっぱりって、どのへんがどう?
このお寺のご本尊が阿弥陀如来だそうです。
思わぬゆるさに目をみはりました。

もう一つは、横浜の孝道山。
駅のホームに貼られていたポスターの前で、足が止まりました。」
「つながりたい でもつながれない
そんなあなたのためのお寺です」

こ、これは、今どきの孤独な若者へのメッセージでしょうか?
サークルの勧誘文句みたい。

どちらのお寺のメッセージも、キャッチーで気になりました。
キリスト教の黒看板も、こんなソフト路線にしたらこわくないのに。

クリスマスとお正月の間の今は、日本中が、キリスト教から神道仏教の行事に移動する期間。
トナカイの鈴の音が止んだら、お次はそろそろ除夜の鐘が聞こえてくる番ですね。
今年も残すところあとわずかです。
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神社の星祭
日曜日の夜、横浜北部の総鎮守、師岡熊野神社に行ってきました。
夜に御参りするのはあまりよくないと言われていますが、この日は特別。

この神社で、星祭が行われたからです。
七夕にちなんでのこの行事。
星というだけに、日が沈んでから始まります。

和太鼓や雅楽が演奏されたようですが、私が行ったときにはもう終了しており、氏子さんたちが神職の方と一緒に特設テントの中でくつろいでいました。
どちらかというと人が空いた静かな七夕の境内を見たかったので、まあよしとします。
 

風のある夜で、境内に何本も据えられた笹の葉がさらさらと音を立ててそよいでいます。
宵闇の中、照明があるとはいえ、すこし翳りがある境内。
短冊の文字も読みづらくなっており、なおさら神秘的です。
 

この神社は、この祭りの時まで茅の輪があるのもうれしいところです。
浴衣姿で涼んでいる人も多く、一足先に夏祭りの風情をかもし出していました。

一夜明けて今日は、あいにくの雨模様。
子供の頃から、なぜか七夕というと雨が多い気がしてなりません。
彦星と織姫はまた会えないのでしょうか。
元祖遠距離恋愛カップルの逢瀬日の雨。
会えない時間が愛育てるのさ〜♪ なんて歌っている場合じゃありません。

なぜに、雨の時期に七夕を設けたのか、これはもう天帝がいけずとしか思えません!
いっそのこと、YOUたち泳ぎを習っちゃえば?とも思います。

そんな風に、毎回やきもきして過ごす雨の七夕ですが、ふと気がつきました。
「雲の上では雨は降ってない」という事実に・・・。
・・・そうじゃないですか!
なーんだ、会えない悲運の恋人たちと見せかけて、実は二人は雨雲の上でこっそりランデブーしてたんですねー。んもう。

今ではあまり見なくなったという星祭の行事。
ほかの神社でももっと見られたらいいなあと思います。
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今年の夏越の大祓
6月末日は、夏越の大祓。
神社によっては、茅の輪が置かれます。
これを何度もくぐって、半年間の厄祓いをするというのが、この行事。

半年もたてば、重力だけでなく、いろいろなものが肩にのしかかってきますよね。
それを、茅の輪くぐりで、なかったことにしてもらうんです。
(ああ、今年ももう折り返し地点なのね)と足取り重くくぐり始めますが、蜂の八の字ダンスのようにぐるぐる回っているうちに、なんだか楽しくなっています。

茅の輪くぐりをするために、近場の神社にお参りしてきました。
まずはモダンな菊名神社。

今年初めて、茅の輪の横に立て看板が出ていました。
なんでも、くぐりながら唱える和歌があるんだそうです。

 
全部で3回くぐるんですが、そのたびに唱える歌が違うので、覚えていられずにちらちらカンニングしながら通りました。
こんなんでご利益はあるのかしら〜。
 

そして師岡熊野神社。
こちらでいただいた人形(ひとがた)の紙に、自分の厄を移して、お払いしてもらいます。
『千と千尋の神隠し』で、弱った龍のハクを追いかける人形と同じものです。

数多くの神社で茅の輪くぐりをしてきましたが、人形お祓いをしてもらったことがあるのは、鎌倉の鶴岡八幡宮と東京新宿諏訪神社とここのみです。

この神社は、七夕に星祭を行うため、その短冊も一緒にいただきました。
これに願いを書いて奉納すると、境内の笹につるしてもらえます。
星祭というすてきな響きに引かれて、暑くなってきた頃でも長い石段を登って参拝します。

春からの環境の変化や、季節の変わり目で体調を崩しやすい時にあたるため、(この辺で一息ついたら?)という意味もこめられている、この行事。
形式的な行事のようで、実は今なお人の生活に即した合理さを持っているんだなあと思います。
今年もつつがなく茅の輪くぐりができたことだし、年の後半もフットワーク軽くいきましょー!
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