本好きと過ごす朝
週末、早朝読書会に参加しました。
前から時々参加していますが、今年は初めての参加。
もう年末なのに!

今回のメンバーは4人。
場所は、武蔵小山のnemo
店長が根本さんだからだそうですが、名前がいいですね。
ネモといったらガンダムを連想する人が多いでしょうけれど、私は断然ネモ館長!
海底にもぐりたーい。

パンがおいしいお店ということで、楽しみにしていました。
メイン通りから少し引っ込んだところに静かにあるお店ですが、開店時からなかなかの賑わい。
中に入ると、焼き立てパンの香ばしい香りに囲まれます。

まずは食べたいものをチョイス。
私は、今日のお勧めというクロックムッシュとホットミルクにしました。

このクロックムッシュ、見た目は無骨ですが、おいし〜い!
パンにクルミが入っていて、上にとろ〜りかかった濃いチーズの味と混ざり合って、豊かな気持ちになります。
一つじゃ足りないかな?とはじめ思いましたが、これで十分満足するほどのボリュームがありました。

おなかが満ちたところで、読書会を開始します。
今回は、雑誌が2点、書籍が2点、コミックが1点。
年末になると、ファッション誌や生活情報誌では大掃除特集が組まれますが、ビジネス誌でも似た流れはあるんですね。
もっとも、片づけるのは家ではなく、デスクまわりやPCの中のことですが。

上映中の007に夢中になったという人が、penで特集していると持ってきてくれました。
いつもクールなダニエル・クレイグがアイドルみたいなポージングをしていますが、彼は専属フォトグラファーの写真しか使わないため、写真はそんなに多くないのだとか。
以前は、任務中やハードアクションの時には動きやすい格好をしていた007ですが、最近ではどんな時でもつねにスーツ姿なんだそうです。(いや、でも、TPOが…)

007はあまり知りません。映画館で観たのは、ソフィー・マルソーとハル・ベリーが出た回だったなあ。
もはやボンドガールしか覚えていません。

ほかに、羽海野チカファンという人が、短編集を紹介してくれました。
この人の作品は、かわいい絵柄ながらも心をえぐるというか胸に刺さるものが多く、その辺りが吉野朔美の「いたいけな瞳」に、どことなく似た世界感があるなあと思いました。
絵は全然違うんですけどね。

あとはファッションプロデュサーの本。
服飾戦略家とも名乗るというこの人の本は、女子アナにも人気だと、別のところで聞きました。

準備する時間がなかった私は、前に読んだ浅田次郎の旅エッセイを持って行きましたが、具体的にはヨーロッパのカジノを行脚するのがテーマのため、(女性が多い時に勧める本じゃなかったな〜)とちょっと反省。
でも、作家の書く文章は滋養と文力があるため、ぱらぱらとめくって見つけた一節を、みんな面白がって回し読みしていました。

今年はここ数年に比べて、読書の時間が減ってしまっています。
ちまちまと読んではいますが、レビューもたまる一方。
なんとかしなくちゃ。時間管理の本でも読もうかな。

本好きと交わす会話は楽しいもので、和やかにわきあいあいと、休日の朝を過ごしました。
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Elle à tableと雪ごもり
雪の休日の話です。
一日家の中にいた日。
(これってある意味、かまくらの中にいるのと一緒だわ)と思います。

普段のルーティンワークはなにもできない、こんな時だからこそできること。
本棚からごっそりと運んできたのは、隔月刊の「Elle à table」1年間分。
読まないまま、ずっとためこんでいたのです。

本は家の外で読むことが多い私。
なので大きい雑誌サイズのものは、なかなか読む機会がありません。
さらにこの雑誌は写真がとてもきれいなので(きれいな新品状態のまま読みたい)と思って、結局そのままにしていました。

名前から見てもわかるように、食をメインにした雑誌。
「dancyu」(結構好き)や「オレンジページ」とはまた違うコンセプトです。
眺めていると外国のカフェやキッチンにいるかのようなグルメ・ア・ラ・モード。
ああ、フランスで食の旅をしてみたいわ。

ページをめくっていると、おいしそうな食べ物ばかりが目に飛び込んできて、知らずお腹が空いてきます。
せっかくなので、この雑誌のイメージに合ったものを食べたいな。

アッコさんからいただいたいちじくのコンポートを取り出しました。
アッコママのお手製。おいしそ〜う。

コンポートやコンフィチュールは、最近とみに流行っているんだそうですね。
「Elle à table」でも特集が組まれていました。(もうジャムとは言わないの?)

イチジク好きの私。イチジクとナツメヤシがあったら、とりあえずどこへでも遠征できます。
瓶の中にイチジクがまるごと入っていました!
なんかいいことありそ〜♪

あとは「麻布十番 あげもち屋」の「彩りベジタブル揚げ」をつまみます。
羽田空港の搭乗エリアにあるこのお店、フライト前にあられを買って食べたりもしています。
色とりどりの野菜の揚げチップスをお茶受けにして、ポリポリと。

おいしいものを食べたので、グルメ雑誌の写真を見て切なくなることもなく、外国映画を観るように、1年分のバックナンバーを全てゆっくり読み終えました。

外はしんしんと雪が降り積もっていますが、冬ごもりもまた楽し、です。

アッコさん、アッコママさん、コンポートごちそうさまでした〜。
今度「Elle à table」、持って行きますね。
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ヘアサロンと進撃の巨人
昨日、美容院に行きました。
場所は代官山。美容師さんは、モデルの菜々緒さんのようにスラっとした女性。
サロンはおしゃれで、黒板や壁のPOPが温かみを出しています。

ファッション誌を渡されて、めくっていたら、「夏休みはどう過ごしましたか?」とナナオさん(仮)に話しかけられました。
彼女は「私、一人カラオケばっかりやってたんです」と言ったので、ヒトカラ未経験の私は驚いて、あれこれ質問しました。
「どんな歌をうたうんですか?」「アニメですね」
えー、意外です。

「これ言うと、引かれるかもしれませんけど、私マンガ好きなんですよ」
引きません。
「子供の頃、漫画家になろうと思って、せっせとイラスト描いていたんです」
いいじゃないですか。
「今でも、お店のPOPは全部私が担当してるんです」
すばらしい。

「どんなマンガがお好きですか?」と聞いたら、「私、『別マガ』派なんです」と言われました。
それを聞いて『別冊マーガレット』を思い出しましたが、「今は『進撃の巨人』にはまってます」と言われて、(ん?なんか違うなー)と思いました。
少女マンガのタイトルにはありえないものです。

ああ、別マガって『別冊少年マガジン』のことね!
少年マンガに疎い私は、とたんに声が小さくなります。
逆に、ナナオさんの語りはどんどん熱くなっています。

「ご存じないですか?今アニメもやってるんですよ。観たことありませんか?」
「ないです。でも人気なんですよね。名前知ってますよ」
「そう、女子にも結構ファンが多いんですよ」
「グッズも出てるんですよね」
「そう、抱きまくらとか!」
そうそう、『進撃の巨人』の男性キャラの抱きまくらが売りだされたということを、なぜか知っていた私。
それで(女性にディープに人気なのね〜)と思ったのです。

ストーリーを知らないので、この話題はここまでかな・・・と思いきや、ナナオさんが目の前に2冊、コミック本を置きました。
「わ、進撃の巨人!いったいどこから?」
「これ、お店のなんです。『ONE PIECE』は全巻揃ってますよ」
あれ、ここ、女性メインのおしゃれなヘアサロンよね・・・?
みんな、優雅にファッション誌を広げているところよね・・・?
ここで私、少年マンガを読むんでしょうか・・・?
ためらいましたが、「ちょっと読んでみてください」と言われたので、「で、では・・・」と読み始めました。
少年マンガは、あまり読み慣れていないので、読書の幅を広げたいなあと思いますが、少女マンガにはない残酷なシーンが苦手です。
この話も、かなりグロが入っています。
話の通じない巨人が、逃げる人間を捕まえてむしゃむしゃ食べちゃうんです。ギャー、こわい。


かなり悲惨なストーリーで、絶望的に追い詰められた息苦しさ満点。
登場人物は誰も笑っていないし、これはきついわー。
「まだ最初のうちは、絵が下手なんですよ」と私の髪を扱いながら話すナナオさん。

絵の雰囲気は、どことなく『魔人探偵脳噛ネウロ』に、不気味な世界観は『GANTZ』に似ているなあと思いました。
絶体絶命のパニックの中で逃げ惑う人間たち。
巨人たちと戦うために作戦を練るも、わからないことだらけの絶望的な状況。
読み進んでいけば、クリアになっていくだろうと、話を追っていきますが、謎が解けるどころか、ますます増えていく一方。
頭のなかは「?」だらけです。

(これは気味が悪くてダメだわ)と思いながらも、あまりに謎が多すぎるのが気になって、途中でやめられません。
気がつけば、すっかり夢中になって、無言で読みふけっていました。
2巻で終わりかなと思ったら、ナナオさんが黙って大量のコミックを積み上げます。
「今まで、11巻まで出ているんですよ」
「わー、これは全部読み切れなさそう!」と思わず言ったら、笑われました。
「あと15分くらいで終わります」と言われて、(ひー、急がないと)とあせり、おおまかな話の流れを追うだけにして速読しましたが、それでも6巻までしか読めませんでした。

「できました」と言われ、本を閉じます。
私がアナザーワールドに入っている間に、髪の毛は綺麗に整えられていました。
ギリギリ、女巨人の正体がわかったところまで。
現実に戻り、堰を切ったように、彼女に話しかけます。
「あの大巨人は、もしかしたらお父さんだったりして?」
 「そうかもしれませんねー」(後に判明することなので彼女の返答は曖昧)
「エレン巨人は、デスノートのルークに似てますね」
 「あー、似てますねー」(これは似てる)
「人類最強のリヴァイ兵長がかっこいいですね」
 「一番人気なんですよ」

ナナオさん、ありがとう。すっかり違う世界に行っていました。
代官山なのに、マンガカフェにいたような気になりましたよ。
「とても楽しい時間でした」と言ったら、「アニメ、今やっているので、よければ見てみてくださいね」と言って、見送ってもらいました。

頭のなかは、読んだばかりの謎めいたマンガのことでいっぱい。
帰り道も、あれこれ考えましたが、それでもわからないことばかり。
気になるわー。もやもやするので、完結してから一気に読みたかったわー。

ロマンチックではないし、夢もないし、恋愛要素もないし、殺戮と捕食が繰り返される殺伐としたエグみの強い話なのに、女性にも人気というのは、私のように謎が気になる人が多いからでしょうか。
でもマニアは、思いもよらない所に萌えどころを見出しますからね。
なんといっても、完全に女子用のリヴァイとエレンの抱きまくら・・・。

帰宅して、あらすじを調べようとネットを開いたら、ごっそりたくさんの情報が載っていました。
これまではまったく気にしていなかったので、話題になっていると気づいていなかったようです。
せっせと読んで、世界観の情報収集。
決して好きな話ではないし、ファンシーな少女マンガの話題で盛り上がれるオトメン友人には「えっ、そんなの読んだの?」と引かれそうですが、話の伏線と展開が気になるのですー。
映像化された躍動感がいいらしいので、ちょっとこわいですが、アニメも見てみなくては。

これでまた、マンガ・アニメ好きの人とする話題が増えました。
でもマニアじゃないからねっ!
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本の自販機
ニュースで、本の自販機があると前に紹介されていましたが、これまで見かけたことがなく(一体どこにあるんだろう?)と思っていました。
昨日はじめて、実際にあるのを見ました。
JR池袋駅の構内です。


はじめ、ひどく驚きましたが、数秒の後に(ああ、これのことね)とニュースを思い出しました。
そばに寄ってしげしげと眺めます。
一冊一冊、透明の袋に入っているため、埃や汚れがついていなさそうだとわかります。
取り出し口に落ちるときに傷がつかないようにでしょうけれど、常に熱を持つ機械の中に入れていると、紙の質や色がかすかに変わってしまうのかもしれません。


そして感動したのが、一冊一冊にきちんとPOPがついていることでした。
これは嬉しいですね。買いたい気になります。

ただ、私は、パラパラめくって本の内容や余白・行間を確認するほかに、手にとって、重さを確かめ、紙質を触ってから購入を決めるため、これは使わなさそう。
旅の友として、ホームのキオスクで本を買うことはあっても、おさわり禁止の本は、眺めるだけでおしまいになりそうです。
ハイクオリティの紙の国に生まれたんですもの、その恩恵に預からなくては!
アナログ人間上等!本の自炊なんてできません!

これまでも、自販機を見て驚いたことは、何度もあります。
たとえば、赤坂見附駅で、花束やフラワーアレンジメントの自販機を見たとき。
佐渡ヶ島のジェットフォイル発着所で、おけさ柿の自販機を見たとき。
佐野厄除け大師で、3台ど〜んと立ち並んだ、お守りの自販機を見たとき。

技術の進化とともに、どんどん新しい自販機が出てくるんでしょうね。
おっかなびっくり、楽しみにしています。
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カロリーヌ、ラブ
先月、突発的に大山へ行った時の話を、旅ブログにアップしています。
「そうだ 大山、上ろう」

この時に、連れとメイプルシロップの作り方の話になり、久しぶりにカロリーヌのことを思い出したら、なつかしくてたまらなくなりました。
皆さん、カロリーヌってご存知でしょうか?

フランスの絵本作家ピエール・プロブストの著作、『カロリーヌとゆかいな8ひき』シリーズの主人公です。


子供の頃、小学館版シリーズ全巻をいつもいつも読みふけっていました。
カロリーヌは、少女なのに、世界中のあちこちを旅しています。
「私もカロリーヌみたいに旅したい!」と思いながら読んだものです。
この本のおかげで、カナダにはメイプルシロップ、ベルギーにはフリット、NYにはプレッツェル、オランダには丸チーズという、そのころ住んでいた鹿島ではおよそ見られない美味しい食べ物があるということを、子供心に知りました。

ああ、また全巻、読みなおしたいわ。
こういう時、転勤族だったのが恨めしく思います。
引っ越しのごとにたくさんのものを捨てて、身軽になっていたのですから。
いくら本をため込んでもまだまだスペースがあるような地方の大屋敷が実家だったらよかったわあ。

逆にタンタンは読まなかったので、私にとってのGlobe Trotterといったら、タンタンではなくカロリーヌ!
あ、マドレーヌも好きでした。マドレーヌシリーズの方が有名な気がします。
どちらもパリのキュートなおしゃれな女の子が主人公なので、両方知っている人でも、ごっちゃになりがちですが、別人ですよ!
マドレーヌはアメリカの女の子がパリの寄宿舎に入っているという設定です。
グッズもたくさん出ています。


気がつけば、カロリーヌのように旅ができるようになっているし、あと子供の頃に読んでいて憧れた人といえば・・・
ドリトル先生!
どこかに福耳ずきんはないかしら〜?バウリンガルでもいいわ〜。
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見知らぬ共犯者
出勤途中、駅のエスカレーターで、私の前に立つ人の手には、書類カバンと一緒に文庫本が握られていました。
その表紙に目が吸い寄せられます。
(あっ、ねじまき鳥クロニクル。)


この人については、名前も知らず、顔も見ておらず、ただ一瞬そばに立っただけのゆきずりの間柄でしかありませんが、それでも自分が読んだことのある本を持つ、この人の頭の中は、今どんな世界で占められているかがよ〜くわかって、ひそかな共犯者のような気分になります。

エスカレーターに乗る数秒間の間に(これからぐいぐいはまって、抜け出せなくなりますよ)(双子の不思議さにひたってくださいね)(井戸のシーン、どうでした?)(ノモンハン、怖いですね)など、さまざまな問いかけを、この人の手に向かって、心で投げかけました。

同じ経験を共有できる人は、とても大切だけれど、同じ本体験を共有できる人も、とても大切。
朝のラッシュの中で、心の友に出会ったようなひと時を味わいました。

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LOVE MY 本棚
皆さん、割とそうだと思いますが、人のおうちの本棚を見るのが大好きです。
いつも、ワクワクしながら、その人の選んだ本を眺めます。

小さい頃から本好きだったため、ずっと自分の本棚を持っていました。
家庭訪問に見える先生が、ひと通りそれを眺めていくのを見て(先生はいいな、クラスの子全員の本棚を見られて)とうらやましく思ったものです。

親戚の家に遊びに行き、叔父の留守中にこっそり書斎をのぞくのが好きでした。
広い家なのにそこだけ狭い、四畳半ほどの黒光りする板張りの書斎全面に、天井まで届く黒木の本棚が埋め込まれ、そこにずらりと古めかしく見知らぬ本が並んでいるのを見るだけで、別世界へと足を踏み入れたようで胸がドキドキしました。

大きくなってから、自分で本棚を買いました。
引き戸式になっている、収納性のあるものです。
転勤族なので、書庫を作ることは叶わず、かなり切ない取捨選択を重ねて、手元に残った大切な本を並べています。

世界に一つしかない、私だけの本棚。
我が家の宇宙は、ここにあります。
もうこの本棚がとにかく大好き。
だって、好きな本ばかりが詰まっているからです。


ガラス張りなので、ほこりをかけたくないものも一緒に飾っており、つまりは私にとっての宝石箱。
この本棚を、見ているだけで幸せ。
ご飯もスイスイすすみます。
もう、自分はこの本棚の妖精、いえ生き霊なのではないかと思うくらい。
これって、傍から見たらかなりあやしいでしょう。
やっぱり、本棚にはその持ち主の人となりが表れているものなんでしょうね。

この前、ライターのアッコさんに「リカさんのおうちの本棚見てみたい」と言われ、嬉し恥ずかしでいそいそお見せしちゃいました。
自分の中を隠さず見られているようで、照れてしまいますが、好きなお友達に(私ってこんな人です、よろしくね)と分かってもらうには一番手っ取り早いかもしれません。
なにより、本に携わる人にじっくり見てもらえるなんて、本棚冥利に尽きるというものです。
「外国文学ものが多いんですね」
ええ、相当偏っています。

今日はこんな記事を読みました。
「本棚を見れば人格が分かる? 本棚のあるorなし、種類から性格分析!」
おお、気になるじゃありませんかー。

ここで診断される私の性格は
【扉のある本棚】:美しさのためには効率を少し消しても良い、と考える美的感覚の優れた人。オシャレや雰囲気にお金をかけるタイプ。
【本棚に本以外も飾っている】:居心地の良い空間を作ろうという気持ちが強い。恋愛においてもよく連絡を取り合う、マメな人。
だそうです。

そんな立派なものじゃありませーん。単に本棚にメロメロなだけー。
もう取り付くしまがないですね。おそまつさまです。
でも、皆さんもそうだと思うんですが!
自分の本棚を偏愛しない人がいるのでしょうか?
人の本棚が好き、いわんや 自分のものをや。(反語的表現)
これまでのように、これからもずっと、本棚との蜜月は続きそうです。
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渋谷駅の本屋さん
毎日渋谷駅を使っていますが、まず使うことがないのが、新南口。
昨日、その改札を使う用があり、あまりの遠さにクラクラしました。
動く歩道を歩いていると、恵比寿ガーデンプレイスまでの道や、地下鉄東京駅構内の乗換ルートを思い出します。

新南口までの構内途中に、書店があります。
たまに埼京線を使う時に、前を通りながら、実はひそかにチェックしているお店です。
ディスプレイがさりげなくおもしろいのです。

以前通った時にも、もう忘れてしまいましたが、コミック系の何か(黒執事?)のイラストが飾られていました。
今回は、タイバニ(TIGER & BUNNY)の絵がありました。
これが、プロ並みに上手なのです。
おそらく、店員さんが、本気で絵心がある人なんでしょう。

普段は人々がせわしなく行きかうところなので、私もちらっと一瞥して通り過ぎるだけですが、今回は、足を止めました。
さらに、勇気を出して、カメラを取り出すまでに至りました。
私をそこまでさせたもの、それは、これだったんです。


これを見て、「ああ(笑)!」とピーンと来た人は、私のユカイなお友達ですね!
そう、『聖おにいさん』です。
出典がわかる方は、このTシャツの意味もわかりますよね?

う〜む、それにしても上手だわあ〜!
作者の中村光氏の直筆によるものかと思ったら、「ちなみにコレ、スタッフによる手描きです」と書かれているではありませんかー!

やっぱりここのスタッフ、タダモノではないですね。
敬意を表して、恥ずかしさをこらえて、写真に撮らせていただきました。

「ベロニカ」っていうのがツボです。
これ、オリジナルにはないネタじゃないかしら?
その辺がまたいいんです。

今度また、いつこの書店の前を通るかわかりませんが、次回も楽しいアートな作品が見られることを、楽しみにしていまーす。
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覚え違いタイトル
「言い間違い」がよくある私は、「覚え違い」もよくあります。
この前は、「シャングリ・ラ ホテル」を「涅槃みたいな名前のホテル」と言ってしまいました。
シャングリ・ラって、極楽じゃなくて、エルドラドみたいなところなんですね。
うーん、まぎらわしいわ〜。

そんな私が陥りそうな罠がたくさん紹介されているのが、福井県立図書館の「覚え違いタイトル集」でした。
私も司書をしていた時、あやふやなレファレンスはいろいろ受けましたが、リストアップされていると、そのおかしさが堂々と公表されているところがさらにおかしくて、たまらなくユカイな気持ちになってきます。

「かたあしのあひる」→『かたあしのひよこ』:これは可愛い間違いですね。

村上春樹の「ラジオの時間」→村上ラヂオ:映画にありましたからね。

柴田コウというおばあちゃんの詩集→柴田トヨ:柴咲だけど、似てるから…

「ありがとうふるかわせんせい」→『ありがとう、フォルカーせんせい』:これはまちがえるわ〜

「ぶるる」→『るるぶ』:あはは!

「大木を抱きしめて」→『敗北を抱きしめて』:手が届きません!

「下町のロボット」→『下町ロケット』:映画『ロボジー』でしょうか。

「まんじょうき」→『方丈記』:いやいや、国語と社会で習ったでしょう。

「夜のキリン」→『夜と霧』:シリアスな作品が「ももいろのきりん」みたいに。

「また会おうと誰もが必ず言った」→『「また、必ず会おう」と誰もが言った。』:おしい、順番違い。

司馬遼太郎の「おーい龍馬」→『龍馬がゆく』:それは武田鉄矢〜

「最期の一休」→『最後の一球』:響きは一緒なのに、まったく別の物語に。

「渋谷に朝帰り」→『渋谷に里帰り』:渋谷に五時〜♪

「ハーメルンの音楽隊」→『ハーメルンの笛ふき男』『ブレーメンのおんがくたい』:たしかに、わからなくもないですね

「年だから解雇よ」→『トシ、1週間であなたの医療英単語を100倍にしなさい。できなければ解雇よ。』 :すごいタイトル。華麗に略したくなるのも分かります。

「トコトコ公太郎」→『とっとこハム太郎』:なんて真面目な間違い!笑ったらバチがあたりそう。

「ポリネシアンラブ」→『サイレント・ラブ』:こりゃ、全然違うよ!(笑)

「スコットランド日記」→『スットコランド日記』:間違いの方が書名にありがち。

村上春樹の「そば屋再襲撃」→『パン屋再襲撃』:アメリカンなハルキ作品で、そば屋は襲撃しないでしょう。

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中でも「わかるわー、これは間違えるわー」と思ったものがありました。

「強い風が吹いてきた」→『風が強く吹いている』

「あでらんすの鐘」→『あんでらすの鐘』

「ブラック・ア・ペン」→『ブラックペアン1988』

「ひとりになりたい」→『ひとりたりない』 

これはもう、どうしようもないです。トラップに落ちないすべを、私は知りません。

実際、角田光代の『八日目の蝉』を『八月の蝉』と間違えて読み終えた私。
子供の頃、夏休みにセミの抜け殻を見つけていたから。

私がいたのは国際政治系の専門図書館だったので、こんな楽しい間違いはなかったのがなんだか残念ー。
間違いの方「夜のキリン」と「最期の一休」と「そば屋再襲撃」をとっても読んでみたいでえす。
自分で好きに書いちゃおうかしら。
死期迫った一休和尚が、闇にまぎれてキリンに乗り、そば屋を再び襲うっていう話。
そこでトコトコ公太郎とのポリネシアンラブが生まれるんですね。

こんな楽しいリストを更新させるためにも、どんどん図書館レファレンスを利用しましょう!
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うさぎとりゅう
年明けに、区の図書館に行ってきました。
長いお休みだからか、全体的に、蔵書が動いているなあと感じます。

児童書コーナーには、こんなコーナーがありました。
「2011ねん の えと ウサギのほん〜さよなら、うさぎさん…」
「2012ねん の えと りゅう・ドラゴンのほん〜よろしくね、ドラゴン!」


りゅうとドラゴンは一緒じゃーん、と思いますが、まだ英語というものを知らない子供たちに、そう言っても通じませんよね。
さりげなく、エルマーのりゅうのぬいぐるみが飾られているのが気に入りました。

かなりの本が貸し出されているようで、ラックはスカスカしていますが、それでも、ウサギ本ラックには『ウサギの丘』『うさぎのラジオ』『ウォーターシップダウンのうさぎたち』『しっぽをかえたうさぎ』、ドラゴン本ラックには『竜の騎士』『竜退治の騎士になる方法』『エラゴン』『竜のいる島』『ドラゴンキーパー』『冬の龍』『ドラゴンがいっぱい』などの本が並んでいます。

タイトルを眺めているだけで、ワクワクしてきます。
こんな干支にちなんだ年末年始の読書も、いいですね。

特に、司書の人たちは本をチョイスするのが楽しかっただろうなあと思います。
ドラゴンラックの『アースシーの風』『はてしない物語』などは、タイトルに竜が出てこないので、明らかに書籍を把握している司書の本領が発揮されているところ。
うらやましくなってきます。

うさぎやりゅうの本も借りたかったんですが、なにぶん、貸出可能冊数をフル活用中なので、見ているだけでした。
冬休みだからと大舟に乗った気分で、あちこちの図書館からたんまり本を借りてきていたのに、お正月は読書そっちのけでのんべんだらりと過ごしてしまったため、そろそろ貸出期限に追われてきています。
もう松の内も過ぎて鏡開きになったから、そろそろ本腰入れないと!と、日記そっちのけで、ひとり読書強化習慣に入っているところです。

図書館帰りの兄妹。借りた本をバッグに詰めて、急ぎ足で帰っていきました。
たくさん本を読んで、すくすく育ってね!


竜といえば、昨日芥川龍之介の『地獄変』を読みました。
読んでいる自分も、龍之介の放つ炎で焼け焦げるかと思いました。

今年の抱負は、誰の逆鱗にも触れることなく、おとなーしく過ごしていきたいです。
でも、のあご下にあるの玉は欲しいわ。そこって限りなく逆鱗に近いわ。
多少は冒険もないと、竜と向き合うロマンがありませんからね。
虎穴に入らずんば虎児を得ず。あら、うさぎの前の寅年の話になっちゃった。
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