キクラゲ友の会

職場の新年会を、中華料理店で行いました。
この日ばかりは、お偉いさん方と並んでターンテーブルを回します。
おいしいお店でしたが、実は四川料理店。
麻婆豆腐の本気の辛さに、みんな舌をノックダウンされました。

 

 

どんどんコース料理が運ばれてくる中で、隣の丸テーブルから、私の名前が聞こえてくることに気付きました。

会がお開きとなった駅までの帰り道、隣のテーブルだったお偉いさんの一人に
「キクラゲ好きなの?」と聞かれました。
「さっき、八宝菜が出てきた時に、その話になってね」
 

 

ほかの誰かが話したようです。
ふだん、そんなにキクラゲ好きをアピールしていません。
ネギ好きアピールなら、割とよくしていますが。
なぜかというと、ネギの方が身近で、なにかと話題になることが多いから。


でも、キクラゲだって好きなんです。

そしてこの時は、キクラゲの話題を相手からふられるという、めったにない珍しい時。
千載一遇のチャンスとはこのことね。


ということで、隠さず答えました。

「ええ、好きです」
「変わってるね。そういう人初めて聞いたよ」
想定内の反応です。

 

大きく息を吸って、イケイケキクラゲモード(?)になりました。
「キクラゲ、おいしいですよね」
「うーん、まあ、添え物って感じだけど」
「乾燥じゃなくて、生のキクラゲって食べたことありますか?」
「生はないなあ」
「広げるととても大きいんです。
 プリプリして、肉厚で、おいしいんですよ〜」
「へえ、そうなんだ」

 

たまに八百屋で見かけます

 

「白キクラゲってご存知ですか?」
「いや、知らないなあ」
「香港では、甘く煮てスイーツにしたりしているんです」
「へえ〜、詳しいね」
話しているうちに、どんどんテンションが上がってきました。
「もう私、職場でキクラゲ友の会とかあったら、入りたいくらいです!」
「ないと思うよ。作ったら?」
「そうしたら、入っていただけますか?」

 

お偉いさんの勧誘まであと一歩!
だったんですが、そこでちょうど駅に到着。
お偉いさんは、三々五々到着したメンバーに向かって「僕、ここから歩いて帰るから。じゃ、みんなお疲れ様」と手を振り、爽やかに帰っていかれました。


あ〜、貴重なメンバー候補を逃してしまったわ!
私って誘惑するのが下手〜。
でも、ネギよりもキクラゲが好きな自分に気付きました。
これからは、好きな食べ物を聞かれたら「キクラゲ」って答えようかな。
ちょっと変な人扱いされるかな。

 

 

その後、何度かその方をお見かけしていますが、そういえばお偉いさんだし、キリリとした仕事モードのところに、とてもそんなキのつく話題など出せません。
キクラゲ友の会は、オムライス友の会同様、こっそり活動していこうと思いまーす。
いい情報があったら、教えてね!(どんな情報?)

 

| 美味珍味 | comments(0) | trackbacks(0)
文系・理系・村上春樹

数にからきし弱い私。
子供の時、子供同士での「いつ?どこで?」というやりとりに続く、
「何時何分何十秒?地球が何回まわった時?」という、あのくだりがとっても苦手でした。

 

今は、それがわかるアプリがあるようですよ。
すごいですねー。こわいですねー(笑)

 

まごうことなき文系人間なのに、なぜか理系環境の中で仕事をしています。
周りの人たちも、数学とか工学とか情報科学とか、とにかく理系の人ばかり。

 

もともとのベースが違うので、普通に話していても、なぜか相手に笑われたりしますが、私も笑う時があります。お互いさまですね。

 

mark is みなとみらいから見た月

 

先日、職場のベスがいつも髪を結んでいるという話題になりました。
私「たまにはおろしてみてもいいのでは?」
ベ「ひどいくせっ毛で、いまストパかけてないから、無理です!」

 

ふと思い出したことがありました。
私「村上春樹の『羊をめぐる冒険』という物語のヒロインは、耳のモデルなんです」
ベ「耳の」
私「その人、普段は耳を髪の奥に隠しているけれど、ひとたび髪をかき上げると、その美しい耳を見た人すべてが幸せになるって設定なんです」

 

(そういう秘密があなたにもあるの?)と夢を込めて続けたかったのですが、ベスは、
「耳の美しさというものは、単体ではなく、顔の面積や凹凸などのバランスから出るもの、もっというと黄金比に準じるものです」と言い出しました。

 

うぉいっ!

 

「いやいや、そういうんじゃなくって・・・」
突然そんなことを言われてびっくりしましたが、本人は至って真面目。
理系の人にはウヤムヤにできないことだったんでしょうけれど、そんな感想を聞いたら、ハルキだってびっくりするでしょう。

 

初めて見た、富士山型バリケード

 

「で、そういう物語を書いている彼が、毎回ノーベル賞候補に挙がってるんだね」と話を聞いていたボス。
「実際に候補になっているかははっきりしないようですけど」とベス。
「文学賞発表の日に、いつも『5次元』カフェに集まるハルキストたちが言っているのかもしれませんね」と私。

 

「うぉいっ!」

 

今度声を上げたのは、ボスでした。
「5次元ってなんじゃいー!」
「え、ハルキストが集まる場所ですよ」ご存じないのかしら。
「『6次元』じゃろうー」

あ、数が違ったんですね。
「6次元を5次元と間違えるなんて、ありえん」という雰囲気ですが、私には全く(しまった)という気持ちはありません。

「5次元も6次元も、わかりませーん!」
「なんだって?」
いっそ小気味いいくらいに開き直ります。
「3次元か4次元以上は、ワタシわかりませーん!(どっちも区別ついてない)」

 

「いやいや、あかんやろ」
「六文銭しか、知りませーん!」

ここまでくると、ほかの理系スタッフも(もうこの人はしょうがないな、文系の世界の人だから)というあきらめ顔で笑い、話は終わります。


さて・でも・しかし、これでいいのでしょうか?
いいんです。「雪が解けたら」→「春になる」、ロマンの文系ですからね!
「雪が解けたら」→「水になる」クレバーな理系の人たちとは違う世界で、今年もやっていこうと思います。

 

日本橋三越初売りの日に登場した七福神

 

画像は本文とは関係ありません。あしからず〜。

| work | comments(0) | trackbacks(0)
Powered by JUGEM                              ▲page top
                    Page: 1/1606   >>
CALENDAR
S M T W T F S
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031    
<< January 2017 >>
PROFILE
 
SELECTED ENTRIES
@lyca_'s tweets
RECENT COMMENT
CATEGORIES
リカ's BLOG/HP
ARCHIVES
page top