ポインセチアは南国生まれ

寒くなってくると、花屋の店頭に並んで、華を添えるポインセチア。
クリスマスの花といったイメージですね。

 

去年の12月に独立した友人の事務所に、大きな鉢を抱えていきました。
置いて行ったら、2日後に「枯らしちゃった…」と連絡がありました。

 

枯らしたですと―!早くない?
「暖房の風が当たるところに置いてたからかな。水の上げすぎかもしれない」

 

まあ、仕事も始まったばかりで何かと忙しいんでしょうし、その時は、独立祝いにぜいたくな胡蝶蘭の鉢なども並んでいたので、(まあまあ)と思って去年は終わりました。

 

今年、また12月に事務所に行く用ができたので、再びポインセチアを持ってきました。
去年のことがあったし、今年は大丈夫でしょう。

 

翌日も行く用があったので、向かったら、なんとポインセチアちゃんは、昨日の姿が見る影もないくらいに、しょぼくれていました。

「またこんなんなっちゃった」

 


なぬー?昨日の今日で?早すぎない?
ポインセチアを育てる注意点をググってみました。

 

すると、
・暖房の風を直接当てない
・水を上げすぎない

のほかに

 

・寒い場所に置かない
・日光に当てる
・乾燥に弱い
・夜は窓から離して部屋の真ん中に置く

ともありました。

 

原産はメキシコと中央アメリカ。いつも年末になると花屋に登場するので、てっきり寒さに強いのかと思っていたら、実はポインセチアって、南国の植物だったんですね!
日本では仲冬(大雪から小寒まで)の季語とされているそうなんですが。

 

寒さに弱いけれど、暖房の風には当てちゃいけなくて、乾燥に弱いけれど水の上げすぎもダメ。

緊急措置として、暖房から離した寒い廊下に置いてあったのを、急いで部屋の中に戻しました。

ポインセチアを育てるのって、こんなに難しかったかしら!?

 

我が家のポインセチアは、問題なくすくすくと育っています。

 

 

実家のも。

 


葉っぱが緑に変わるまで、ほとんど手間いらずだと思っていたんですけれどね?

何が違うんだろう?愛情が足りないのかな?空気が悪いのかな?〈失礼な〉

 

でも、注意を気にしながらメンテしたところ、ずいぶん息を吹き返しました。
ほとんど枯れかけていたので、送った時と同じというわけにはいきませんが、ずいぶんよくなりましたよ。

 

 

友人は「けっこう難しいんだね」と言いながら、ずいぶん控えめに
「あの、もし来年なにかは知を持ってきてくれるということになったら、ポインセチアはもういいからね」と私に釘を刺しました!

 

ええそうですね…次はシクラメンにしようかな。
いや、もう造花でいいでしょう!

 

ではここで一句。

冬来たりてポインセチアを飾れども 枯れてあきらめ次シクラメン

 

何のひねりもありませんでした〜!
来年は…無難なお菓子にするわ!

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今年のクリスマスと15年前の約束

中学校で一番仲が良かった親友に、双子の女の子が生まれた時、なにげなく「この子たちの物語を書いてほしいな」と言われました。
「え〜?」と言いながらも、ハッキリしないままに話題は移って、そのまま記憶からも消えていました。
その後、何年もたってから、その友に「リカに2人の物語を書いてもらうの、楽しみに待っているの」と言われて、ハッとしました。
あっ、そういえば、そんな話をしたことがあるような…。

 

話の途中のことだったし、話題はそのまま変わっていったので、気に留めていませんでしたが、まさかずっと待っていてもらっていたなんて…。
でも彼女は、その場のノリで調子のいいことを言うような人ではありません。
本気だったのね…。

 

その時にはもう、双子ちゃんたちは成長して小学校を卒業するところでした。
「イヤー、ムリムリ」といって拒否することもできましたが、それまでずっと静かに待っていてくれた彼女に、そんなことはとても言えません。
長い時間は、そのまま私への信頼に重なります。
一言で踏みつぶして終わらせる気にはなりませんでした。

 

そこで、遅ればせながら2人の物語を書くことにしました。

ところが、なかなかうまくいきません。
これまでにも、簡単な物語を作って、身近な人にプレゼントすることはありました。
(そのことをこの友に話したことはないのに、何の確認もせず、さらっと言ってきたミステリー)

今回も気軽に作れるだろうと思いましたが、信じられないくらい長年待たせているという申し訳なさが、適当なものを作るわけにはいかないという気持ちになり、変に力んでブレーキがかかってしまうのです。

 

双子ちゃんだけでなく、ほかの家族のことも織り込みたいし、あまりに本人に似せて書くのも、逆に離れすぎた話を書くのも避けたいし、なにより読んで喜んでもらえるような物語を書きたい、と、いろんな欲を抱えすぎて、プレッシャーでアップアップしていました。
ずっとずっと待ち続けてくれている、大好きな友の信頼の厚さには、もう感動しかありません。

その気持ちに報いられるものを作る自信はまるでないけれど、それでも作らなくては!と堂々巡りだったのです。

 

気ばかりが急いて疲れてしまい、(ここまで待ってもらったのだから、もうちょっと待ってもらおうかな)と思ったら、ようやく気が楽になりました。

 

ようやく見えてきた世界をまとめだしたのが、今年も押し迫ってから。
「書く書く」と言ってばかりで、彼女にはその後何の報告もしていません。

クオリティには目をつぶってもらうことにして、とにかく今年のクリスマスには形にしようと、自分の中で締め切りを決めました。

 

そうしてやってきた12月23日。

完成には至りませんでしたが、途中までをまとめて、クリスマスメッセージとともにレターパックで送りました。

 

今日、彼女から返事が届きました。

彼女も、双子ちゃんたちも、さっそく読んでくれたとのこと。
途中までにせよ、無事に届けられて、よかった。
「早く続きが読みたい」って言ってもらえて、うれしい。

 

双子ちゃんたちは、もう中学校生活も終わりに近づいています。
初めにおねだりされてから、なんと15年ほども待たせてしまったことになります。
長すぎ〜!その間、一切催促せずに、ずーーっと待ち続けてくれていた友の懐の深さには、恐れ入るばかりです。

 

クリスマスに間に合って、よかった。
彼女に喜んでもらえて、えもいわれぬ幸福感に満たされました。

 

今年のクリスマスは仕事でしたし、ケーキとチキンを食べたくらいで、パーティなどは一切していません。
それでも、ひたすらハッピーになり、世界がどこまでも優しく、キラキラと輝きました。

 

 

私にとって、とても素敵なクリスマスになったわけです。
「もらうよりあげる側の方が幸せ」というのはこういうことなのかなと思いました。
それって、単なるギブアンドテイクではない、もっと形にならない多幸感と満足感を得られるということなんですね。

 

物語はもう始まって、動いている途中なのだから、続きは早めに書かないと。

渡せたのはまだ半分くらいなので、残りの半分を仕上げるまでに、また15年くらい待たせることのないようにしないといけませんね!さすがに愛想をつかされそう!

 

一応友に確認してみたら
「15年?待たないっ!待てないっ!」
と、いつになくハッキリと拒否されました。

 

拒絶というのではなく、続きを待っていてくれているんだと伝わってきて、また途方もなくハッピーになれます。
麻薬をやっていたかなと思うほど、ふわふわした夢のような気分。
形のない、だれもつかむことのできない、だけど確実に人の心を動かす、この作用って何でしょうね?

 

そんな、すてきな魔法を感じた、今年の聖誕祭。
皆さんも、いい日を過ごせますように。
メリークリスマス!
 

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