変わらないアデリータ

前はよく、外食話を日記に載せていましたが、(いやでも、人がなにかを食べた話って、おもしろいのかな?)とふと思って、最近はあまり載せなくなっていました。

 

ところが、(久しぶりに「さくら肉」を食べに行こうかな)と思って調べたら、大岡山(東急大井町線)の「ばかうま」は去年いっぱいで閉店していました。

・「ばかうま」についての日記→「2017年に食べたおいしいものベスト10(1)」

 

ほかにも(ずいぶんご無沙汰しているな)と思って調べたら、横浜元町(みなとみらい線)の「元町 梅林」は先月末で閉店していました。
・「元町 梅林」についての日記→「洗足・道草庭と元町・梅林」

 

え〜!ジャンルは違えど、どちらも美味しくてお気に入りのお店だっただけに、ショックは深いです。

 

好きなお店が、いつまでもあるとは限らないのが世の常。
そこでやっぱり、お店や食べた料理の話も載せることにしました。
それもまた思い出ですからね。

 

そんなわけで先日、綱島(東急東横線)の老舗喫茶店「アデリータ」を再訪しました。

初めて行った時には「コーヒーとピザの店」というお店の売り文句を見て、ピザを食べました。
その後、『アド街ック天国』でスパゲッティミートグラタンが紹介されたので、そのうち食べに行こうと思っていたら、去年の夏に火災が起こり、それから半年の間、お店は休業していたのです。

・アデリータ休業についての日記→「アデリータ」(2019.08.19)

 

待っている半年は長いものでしたが、復活してくれてよかったです。

 

 

店内は人でいっぱい。あっという間に満席です。
お店の中を見回しても、雰囲気は以前と変わらず、程よい古さと落ち着きがあります。
火災で焼失したものは、以前と同じようにしたそうです。

 

 

シャンデリアが下がり、木製テーブルセットが置かれた重厚な空間。
店内のほとんどが無くなってしまったのだろうと思いますが、それを機に新しくリノベーションすることなく、以前と同じように昭和のままで時を止めている世界。
店内にひかえめに流れる、スペインギターの音色。
テーブルは小さめですが、とても落ち着きます。

 

 

しばらくして、注文したスパゲッティミートグラタンがやってきました。
ホワイトソースの下には自家製ミートソース。
クリームパスタでないところが昭和感。

 

あっつあつで、フーフー言いながらいただきます。
グラタンとパスタ、合わないはずがありません。ソースが絡まって、おいしい!

 

 

中に入っているスパゲッティの写真も取っておけばよかったのですが、フォークを握ったらいろいろなことを忘れて、夢中でいただきました。

 

一緒に行った同僚は、やっぱり「コーヒーとピザの店」の売り文句にならって、コーヒーとミックスピザを注文。

セットで頼むと、サラダとドリンク、デザートにクッキーがついてきます。

 

 

身体の中も外も、あったまりました〜。

帰りがけに、マスターに「お店の再開、おめでとうございます!」と言って、後にしました。

 

再開したアデリータは、以前と変わらぬ、重厚で時が停まったままのお店に戻っていました。
静かな店内のどこを見回しても、大規模な火事があったなんて思い出せません。
「あえて変えない」という努力は、変えていくよりずっと大変なことでしょうね。
こういう昔ながらの良店は、ずっと続いていってほしいです。
 

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節分で撒くものは

節分が過ぎて、今はもう立春。暦の上では春です。

 

我が家では、小さい頃からの毎年の恒例行事として、炒り大豆を撒きました。
でも「年の数と同じ数を食べる」というのは、もうやっていません。
「食べられなくなっちゃって」なんてかわいらしい理由ではありません。
単に、数えるのが面倒になったからです!
勇ましくゴソッといただいています。

 

 

この日、SNS上で青森のイトコたちが会話をしていました。
「今日は節分だけど、国産モノの落花生って高いのね」
「かといって中国産は大丈夫か気になるし」
「家で栽培できればいいんだけど」

 

おどろいて、乱入しました。
「我がイトコたちよ、そちらではみんな落花生を撒くの?」
すると「もちろん落花生よ」との返事が。

 

まさかのまさか!びっくりしました。
いえ、北海道では、節分にピーナッツを撒くということは知っていましたよ。
雪の上に殻ごと撒くから、拾って食べられると聞いて「なんて合理的」と思ったものです。

 

ただ、それはあの北の島の風習で、本州全域は大豆一択だと思っていました。
豆文化が違うなんて、知らなかった〜!

 

住んだことはありませんが、親の故郷で親戚が住む青森はなじみの場所。
なのに、子供のころから仲良しのイトコたちが、節分に大豆ではなくピーナッツを食べてきたなんて、今まで知りませんでした。

 

東北や雪国、そして九州南部など、節分に落花生を投げる場所は実は多いのだそう。
分布図地図を見ると、ゆうに日本国土の半分が、落花生投げをしていました。

 

ウェザーニュース

 

ということは、以前住んだ宮城県でも、みんなピーナッツを撒いていたのね。
「昨日、家で豆撒きした」と翌日にクラスの友達と話をした時、思い浮かべた豆はお互い違っていたのね…!


驚きが消えない私に「テレビ観てたら、静岡ではお菓子を投げてたよ」とイトコ1。
「動物ヨーチだったね」とイトコ2。

 

なぬ〜?静岡にも住んだことがあるため、さらに驚きました。
そんなこと知らずに、大豆投げてたー!

 

しかし、なぜお菓子を投げるんでしょう。
鬼は辛党で、甘いものは見るのもイヤという設定なんでしょうか。
ハロウィン的で、もはや鬼はあんまり関係ない気がします…。

 

驚きが覚めぬまま、青森で生まれ育った母に聞くと「節分で何を撒いたかって? ピーナッツよ」とこともなげに言われました。
軽っ!

 

「だって、うちではずっと大豆を撒いてきたじゃない」
なぜか裏切られたような気持ちになって、涙目の私。

 

「節分用の大豆もあったけど、いつも家にあるピーナッツの方がおいしいから、子供たちはみんなそっちを選んだのよね」と母。

味で選んだんかーい!

 

「じゃあ、うちもピーナッツ撒けばよかったじゃない」と言うと、
「親になってみると、子供に教えるためにも、やっぱり風習に沿った方がいいかなと思って。おばあちゃんもそう思って大豆を用意したんだろうけど、子供たちはみんな美味しい方を選んでたのよ」

私よりも母の方が、ずっとフリーダムで味にうるさい子供時代を送っていたようです。

 

今では東北一帯でピーナッツを撒いていると話すと、「へえ、寒い人たちはみんな舌が贅沢なのかしらね」と首を傾げていました。
いやでも、風習って味で決めるものではないような…。
やっぱり雪の上で拾いやすいから?

 

ほかに国内で住んだことがあるのは、茨城です。
雪国ではありませんが、ピーナッツ王国千葉の隣国なので、かなりあやしいです。

 

千葉の落花生ゆるキャラ、Pマンとぴーにゃっつ


ちょうど水戸出身の友人からメッセージが来て、
「節分で、豆の代わりに納豆食べた!」
と書かれていました。


そうか…あの辺りは納豆王国だった!

状態は違えど、あれも大豆ですからね。

さすがに納豆パックを「鬼は〜外」と投げることはしないでしょうけど。
ちょっとこわくて、友には確認していませんが。


個人的にゆかりのある場所では、みんな節分に変わったものを撒き、食べていると判明。

隣近所の人たちが、大豆以外のものを豆撒きしているなんて夢にも思わず、我が家ではずっと炒り大豆だけを撒き、そして食べ続けてきました。

 

何も知らなかったのね…。
うなだれる私に、水戸の友は

「納豆菌はウイルスと戦うので、今冬は特に納豆菌を腸に常住させてね!」と教えてくれました。

 

「スゴイダイズ」のほかに「すごい納豆」もあります

 

なるほど、免疫力アップのために、納豆パワーを借りようと思います!
健康は身体の中から。皆さんも、大豆やピーナツ、そして納豆で、ウイルスをはじき返しましょう!

 

・・・ここで筆を置こうとしましたが、一つ引っかかることが。

分布図を見ると、千葉は節分に大豆を撒くエリアになっています。

ピーナッツ王国なのに?本当かしら?疑わしいわ〜。
千葉の人にこっそり聞いてみようと思います!
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